人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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幻水5(なんちゃって)プレイ日記その1

…そんな訳で、ぼちぼち始まったイサギ王子108星集めの旅。
攻略日記自体は他のサイトさんの方でご覧になっていただくとして、ウチは似非っぽくプレイ日記を(苦笑)。

【序盤】
OPムービーにうっとりした後、視察の旅に出ていた王子ご一行の帰国から始まる序盤。ここで王子とメインのゲオルグ、サイアリーズ、リオンが登場。女王の実妹という王族の立場にありながら俗っぽい(というかスレているというか)サイアリーズとゲオルグの掛け合いは楽しい。
左目眼帯のゲオルグが<誰か>を髣髴とさせてヘンにクラクラきているのはまた別の話(苦笑)。
幻水2のキャラデータ本のゲオルグを改めて見返すと、5のゲオルグの方が断然カッコイイ!>…のは、左目眼帯というオプションばかりではなくてね。
フェリドぱぱ登場。
パパのCVは藤原さんなので…またヘンにクラクラ状態。無事に帰国した息子を抱きしめてグシャグシャやるあたり、また親バカさんなのかと(苦笑)。>でも、救国の英雄だし。
ウチの王子は、パパを大尊敬しているというデフォルト設定。将来ああいう武人になりたいと日々願っていて、そんな息子を頼もしく見守っているという父子の関係。
フェリドに促されて、謁見の間でアルシュタート女王と謁見。ここから視察先のロードレイクの模様が回想っぽく展開するのでした。
ちなみに。
ウチの王子の対アルシュタートままに対するデフォルト設定は、母であると同時に女王陛下なので、分を弁えなければという思いがあって素直に甘えられないことが。なので、ままに「そんな他人行儀な…」みたいなことを云われたりするのですが。>でも、男の子だからね。面映い部分もあったりするんですよ。
で、妹のリムに対しては兄バカ設定で(苦笑)。
基本的に、家族が大切なんですよ。


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幻水5はじめました

駆け込みであまぞ~んに予約していた幻水5が発売日に届いたものの、日々の残業でどうにも封を切れず…漸く昨日解禁となりました!

基本的に。
私の中で幻水は2で終わっております。3は持っているものの途中でストップしたままだし、4に至っては買ってもいない…。
今でもあのシリーズで一番なのは2だと思っていて、だからこそ今でも変わらず赤いヒトとか青いヒトとかシュウに愛情を注いでいるのですが(苦笑)。
今回幻水5に手を出したのは、設定が純粋に面白そうだと思ったので。
…そして、キャストに藤原啓治さんがいたので(苦笑)。>ここで喰いつくあたりが、いろいろ終わっている気も…。
とにかく。
まずは、ファレナ女王国王子の主人公の設定から。
東洋っぽい服装なので、名前も東洋っぽくいきたかったのですが…。華陽は2主で使っているし、<神の威を狩る者>で神威も捨てがたいけれど、カムイは赤騎士団副団長さまの名で使っているので…と散々悩んで迷って、結局。

イサギに決定。

<潔い>のイサギ。

…とりあえず、5主イサギ王子の旅はぼちぼちと始まるのでありました。

ヒュロイSS更新。

GARDEN:NOVEL 題名&台詞100題「062:ないものねだり」(ヒュロイ)アップ。



記憶~とどちらを更新しようか悩んだんですが。
とりあえずヒュロイを中途半端に書き進めていたので、ネタが腐らないうちにとこちらを先にアップ。
記憶16はこれから書きます。>多分(苦笑)。

アリス九號

少し前まではよく音楽系の雑誌を読んでいたので、ヴィジュ系とか結構明るかったんですが…最近はホント読んでいないので、もうどのバンドが何やらサッパリ(苦笑)。
インディーも好きなので、開拓とかしたいんですが。
今、どんなバンドが勢いあるのか判らないのね~。
判らないので、判らないなりにジャケ買いして当ったり外れたり…を繰り返している今日この頃。
そんな中。
久々に<アリス九號>がクリティカルヒット!>今更きっと乗り遅れの感が…。
オフィシャルHPで音源試聴して結構良かったので、その足でHMVに行って溜め込んでいたポイントを使って「FANTASY」と「九龍」を買ってきました。
まだ少し荒削りな部分もあるように見受けられますが…歌詞(言葉)も綺麗だし、リズムもいいし、まぁ成長が楽しみだな、と。

個人的には。
「FANTASY」がスキです。

【あの日から この背中は 片翼を失くしたまま】

…ロイの歌、ですか(苦笑)???>今は、何でもその方向…。
C/Wの檸檬の歌詞を読んでいたらこっちは…

…ヒューズの歌ですか(苦笑)???


いいなァ。>重症デス。



男の約束の効果

ガクちゃんが禁煙しているそーです。
茶々さんと男の約束だそーです。Jobも男の約束だそーです。
「タバコはね、止めると太るんだよ~」と以前諸事情により禁煙せざるを得なくなったK先生が云っていましたが、彼はきっと大丈夫だと…(苦笑)。

そんなガクちゃん日記を読みながら、チラリと。
ハボック禁煙ネタが頭の中をかすめたのでありました(苦笑)。>が、錬成は時間切れ。
世の中どんなトコロにネタが転がっているか判らないモンだ。

極楽

溜まったストレスの解消に、と友達と最近流行の岩盤浴へ行ってきました。
オープンして1ヵ月ちょっとの所なので綺麗だし、何より女性専用なトコロがイイ!おかげで、すっかりリラックスモードで寝転がり、たっぷりと汗を流してきました。イヤ、こんなに汗が出るとはね…ってくらい(苦笑)。ホント、気持ち良かった。
そして本日は。
岩盤浴効果でお肌がツルツルです。
化粧のノリも違います(苦笑)。
…本日は、3割増で美人かもしれません。>当社比。


以下、拍手レスです。

赤青SS更新【記憶と空】

Garden:NOVEL幻水赤青「記憶と空15」をアップ。



いろいろやりたいことがあるのですが。
web拍手の小噺も入れ替えたいし。
ファイルの整理もしたいし。模様替えもしたいし。
書きたいネタも随分ストックされてるし。
この前のヒュロイオンリーでごっそり買い込んだ本を思う存分読んでヒュロイ萌えを補完したいし。


…しかし、どれも中途半端で未だ達成できておりませぬ。>ガクリ。


チョコレート風呂【ハボロイSS】

キッチンの方から何とはなしに漂ってくる甘ったるい匂いにロイは思わず顔を顰めた。
「一体、お前は何をやっているんだ?人の家のキッチンで」
人の家のキッチンで…などと偉そうに主張してはいるが、実際にロイがこのキッチンに立つことは殆どない。年に一度───いや、それすらも怪しいところだ。
不精者の家主に代わりこのキッチンに立つのは、ハボックの役目だった。
「何って…ご覧のとおりチョコレートを溶かしてるんスよ。今年もまた処理に困るほど大量に貰ってきてくれましたからねぇ」
どこかの誰かサンが。
事実半分厭味半分な物云いに、ロイもわざとらしく呆れたような溜息を吐くと、辛辣な答えで応酬してやった。
「それは貰いたくても貰えない者の僻みかね?ハボック少尉」
「どう解釈して下さっても結構ッス」
この時期、女性が男性にチョコレートを贈るという風習がいつ頃から確立したのかは判らないが、今ではそれは女性にとっての一大イベントと化していた。同時に貰う側──つまり男性の方だが──にとっては、チョコレートの数がそのまま男としてのステータスシンボルに直結するという、ある意味嫌な時期でもあった。男の矜持と面目を保つために、たかがチョコレートの数に一喜一憂するのだが、幸いロイは未だ嘗て一度も男の矜持とやらを脅かされたことはなかった。
直属の部下達がどう思おうが、ロイは女性から人気がある。整った甘い顔立ちに、軍内でも頭一つ抜けた出世株で将来有望なエリート将校。おまけに筋金入りのフェミニストとくれば、女性達にとっては理想の王子様だ。実態がどれほど王子様から遠のいていようと──そして、それを直属の部下達がどんなに声高に唱えようと──何も知らない彼女達にとってそれは不動だった。
そんな感じなので。この日とばかりに彼女達から贈られるチョコレートの数は尋常ではない。執務室はチョコレートで溢れ返り、どうにも身の置き場がないので段ボール箱詰めして緊急避難的に仮眠室へ置いたりするのだが、終いにはそれでも収まらなくなって、結局こうして他人様宛てのチョコレートが大量に詰まった段ボール箱の山を彼の自宅に運ぶのは、やはりハボックの役目だった。
「それで。こんな大量にチョコレートを溶かして何をやろうというのだ?」
「ああ…それはッスね、チョコレート風呂でもやってみようかと思って」
「チョコレート風呂?」
初めて聞く単語にロイはきょとんとなった。
「チョコレート風呂って…何だ、それは」
「ミルク風呂とか酒風呂とかあるでしょ?あれのチョコレート版です。何処だかの温泉が最近始めて、大人気らしいッスよ。これだけの量があれば、充分できるでしょ」
ハボックの云うところの<チョコレート風呂>を想像し、ロイは露骨に顔を顰めた。そのあまりにも子供っぽい仕種にハボックがプッと噴き出す。
「肌がスベスベになるそうッスよ。美肌効果。本当は純度の高いカカオがいいらしいんスけどね。まぁ、アンタ宛てのチョコレートなら高級ばかりだろうし、大丈夫かなと」
「そ、そんなのを風呂に入れるな!」
「そんなこと云ったって、これだけの量をどう始末する気ですか!」
食べるったって限度っていうモンがあるでしょ、毎年毎年。
至極当然なことを頭上から畳み掛けるように口にされ、ロイは返す言葉を詰まらせた。
「だ、だからってだな。男に美肌効果を狙っても意味ないだろうが」
「大アリです!」
ハボックはキッパリと答える。あまりにキッパリと答えられてしまったので、逆にロイの方が狼狽える有様だ。
「断然お肌スベスベ滑らかの方がイイに決まってるじゃないッスか!益々アンタの抱き心地が良くなって、俺が喜びます!」
「ハボック!」
そんなことを恥ずかしげもなく主張され、今度こそロイは顔を真っ赤にした。羞恥と怒りとが綯い交ぜになって声を荒げるロイだったが、公私共にそんな彼に慣れきってしまっているハボックは、少しも堪えていない。それどころか、ハイハイ…と駄々を捏ねる子供をあやす大人よろしくロイの頭を撫でていたりするのだ。それがまた癪に障って怒り出すという悪循環を引き起こしていたのだが、ハボックは気にも留めない。
「いいじゃないッスか。どうせ掃除するのは俺なんだし?」
耳許でクスクス笑いとともに囁かれても。
「俺、まだ肝心のアンタからチョコ貰ってないんだから。ね?」
つまりは、チョコレート風呂とやらでロイ自身をチョコレート塗れにして、それを自分へ贈る気でいるらしい。この時期になるといつも「量より質」を主張する──ロイにとっては、まるっきり負け犬の遠吠えにしか聞こえないのだが──ハボックにとって、それはさぞや高級なことだろう。高級どころか、分不相応だろうとロイは思った。
(何故なら、この私自身をチョコ代わりに求めるからだ。このバカ犬め)
心の中で図体ばかりデカイ男を思うさま罵って、ロイは俯いた。すると、急に黙り込んだロイを訝しく思ったのかハボックがおずおずと声を掛けてくる。
「えーと…その、大佐?」
もしかして、機嫌右肩下がりに急降下ですか?
などと戸惑い気味に続く声に、心の中で(もちろんだとも!)と答えてやった。
「…ハボック少尉」
普段よりワントーン低い声で階級付で彼の名を呼ぶ。長年軍属である条件反射の所為か、上官の声に猫背気味の背を正したハボックは、ごくりと喉を鳴らすとロイの次の言葉を待った。
殊更ゆっくりと顔をあげ、嫣然と微笑みかける。しかし、笑っているのは顔の筋肉だけで、漆黒の瞳は少しも笑っていないのだった。
美人は怒ると般若になる。
「レアとミディアムとウェルダン。どれがいいかね?」
「…は?」
背筋が凍りそうな怖ろしいばかりの微笑を浮かべ、そんな物騒なことを云いながらロイが着替えも済ませていなかった軍服のポケットから取り出したものは、彼を焔の錬金術師たらしめる発火布で。
「今ならお前の好みの焼き加減で仕上げてやるぞ?」
さあ、どれにする?
嫣然と微笑みかけられても。
ヒクリとハボックの口許が引き攣る。
「えーと…どれも丁重にご遠慮、というのは?」
「却下だ」


ささやかなハボックの野望とともに中途半端に溶かされた大量のチョコレートのその後の処遇については────謎のまま判らないのだった。

頑張れ、ニッポン

Garden:NOVEL 題名&台詞100題「024:指先の熱の行方」(ヒュロイ)アップ。
BBS撤収。


オリンピックが始まりましたね。
冬季スポーツにはトンと縁がございませんが、こういう国中が盛り上がれるようなイベントには、洩れなく喰い付いております(苦笑)。>一日中オリンピック関連のテレビを見ているテレビっ子。
開会式が圧巻でした。
流石、イタリア。やることがスタイリッシュ。
そして、個人的に大喜びだったのが真紅のフェラーリご登場。
お~、流石自動車産業のお国。>流石はF1のお国。
日本選手の活躍は、現時点では今イチですが…まだまだ始まったばかりだしね。この後ぞくぞく期待の競技があるしね。
頑張れ、ニッポン!
ということで。

記憶と空15【ぷれ】

毎度毎度の姑息な手段で申し訳ない、の【ぷれ】でゴザイマス。
比較的長めのぷれとなりました。本編はもう少し書き進んでいますが、例によって書き終わらないので、とりあえず。
今回はマイク中心で。
…同時並行で書いているヒュロイも先が見えずにアップできなかったりする、本日の安曇さんでした(苦笑)。


1年後の自分へ…

今回のTBテーマが「1年後の自分への手紙」ということで。
…1年後かぁ。
1年後…何やっていますかね、自分(苦笑)。
とりあえず、仕事に関して。
今の部署から異動できていますか。それとも、まだ動けずにまんまと8年目に突入していますか。
自分に優しくしてあげてますか。
仕事量が限界を超えているのに、弱音も吐かずにムリして頑張ったりしてませんか。
時には『気を抜かずに手を抜く』というのも必要ですよ。>『気を抜いたついでに手を抜く』のもね。


何にせよ、好きなことをガツガツやっている充実した1年を過ごしていることを願っています。


5.夜食

「おばちゃん、ちょっと厨房貸して貰ってもいいかな?」
品行方正な寮監生の顔を持つヒューズは、教官だけでなく事務官からの信頼も厚い。故に、普通の候補生では門前払いになる頼み事でも、大抵の場合において融通を利かせてもらえる。
そんなヒューズの本日の頼み事は、寮内の食堂の厨房を借りることだった。
夕食の規定時間はとっくに過ぎているため、食堂は閑散としている。片付けのためか、僅かに厨房の明かりが点いているのみだ。
「何だい?こんな時間に」
ヒューズが入寮するずっと前から厨房をとり仕切っている肝っ玉婦人は、背後からこっそりと姿を現したヒューズを見るや、洗い物をする手を止めて不思議そうに訊ねた。
「夕食時間にはきちんといたと思ったけどねえ」
さては、もうお腹が空いたのかい?と呆れたように続けられ、ヒューズは苦笑いしつつそれを否定した。
「俺はしっかりいただいたけどね。同室者がそろそろお腹を空かせる頃かなーなんて思ってさ」
「同室というと、あの可愛らしい子かい?ああ、そう云えば今日はいつもより食が細いようだったねえ」
彼女は寮生のことをよく見ていた。特にヒューズの同室者など、当人は無自覚だろうがいろいろな意味で目立つ存在なので、彼女も夕食時の様子をすぐに思い出したらしい。
「多分、満足に食べていないだろうからさ。そんな訳でちょっと夜食を、ね」
「他ならぬヒューズ坊やの頼みなら、しょうがないねぇ」
坊や呼ばわりされるのは正直いただけないのだが、彼女からすれば自分達の年代など皆ひと纏めに<坊や>なのだろうとこの際細かいことは目を瞑って。
そんなヒューズの内心など知る由もなく、彼女は『内緒だからね』と笑い、二つ返事で快く自分の城をヒューズに明け渡してくれたのだった。

確か、今日のロイのクラスは、数十キロの重装備を身に着けての行軍演習だった筈だ。自分も経験したが、あれは相当堪える演習だったとヒューズは苦い思いでふり返った。数十キロの重装備はそれだけでも足腰にクるし、体力も消耗する。丸々一日を費やす演習が終了する頃には、極度の疲労で動くことすら儘ならない有様となるのだ。極度の疲労に達した状態で寮に帰り着いた寮生達が、まともに食欲が湧こう筈がない。とはいっても、食欲が湧こうが湧くまいが食事の時間は規定されていて、それを逃せばたとえその後どんなにお腹が空いたとしても、翌朝まで空きっ腹を抱えていなければならないという食べ盛りの彼等にとってある意味辛い現実が待っている。それはご免被りたいので、無理矢理にでも食べるのだが。
(あの演習の後は、流石に俺も食えなかったもんなぁ…。まあ、あの直後に普通に食える奴なんて、いねぇと思うけど)
疲労困憊で食事など受け付けないのに、無理矢理胃の中に流し込んで挙げ句に吐いて。当時のヒューズでさえそんな具合だったのだ。おそらくロイも似たようなものだっただろう。どうせ、まともに食べてはいないのだ。血の気も失せた真っ青な顔をして無理にでも食事を食べていたロイの姿を思い出すにつけ、痛々しく思うヒューズである。
トレーに乗せられたのは、リゾットとホットミルク。器用とはいえ、所詮ヒューズが作れるのはこの程度の簡単なものだ。尤も、空きっ腹の胃に負担を掛けず、適度に腹持ちするものとしては丁度良いだろう。
「ロイ?」
ヒューズが出来立ての夜食と共に部屋に戻ると、ロイは既に壁際のベッドに潜り込んでいた。いつもなら遅くまで本を読み耽っている筈の彼が、今日は早々にベッドに潜り込んでしまっている。行軍演習の疲れもあるだろうが、それよりも寧ろそれは不貞寝に近いのかもしれない。起きて無駄に空腹を覚えるなら、さっさと寝てしまえのクチだ。
「ローイ」
もぞもぞと布団の山が動く。満足に食べられなかったのだ。お腹が空いて眠れないだろう。彼の心中を察し、ヒューズはトレーを持ったまま苦笑した。
「ロイ、腹が減って眠れねえんだろ?」
くぐもった小さな声が『煩い』と返してくる。ヒューズはいよいよ苦笑を濃くし、トレーを持たない方の手を布団に掛け、揺すった。
「なあ、ロイ。ちょっと起きてみろよ」
「煩い。お前なんかに付き合うような気分ではない」
空腹のため眠れない。その所為か苛立って機嫌も悪い。丸わかりな反応である。けれど、ヒューズも負けてはいなかった。布団の中から顔も出さない相手に煩いと冷たく一蹴されようが、気にせず尚も盛り上がった布団の山を揺する。
「おーい、ローイ」
「煩い!」
ヒューズのちょっかいにとうとう我慢の限界に達したロイは、ガバッと飛び起きた。となれば、最早ヒューズの勝ちである。露骨に不機嫌な相手に対し、『お?やっと起きたか』とばかりにニッコリ笑顔を向けた。そして、空腹の所為でいつにもまして短気になっている相手が容赦ない舌鋒を披露するより先に、ロイの前に温かな夜食が乗せられたトレーを置いた。
まさに機先を制す、である。
完全に不意を衝かれた恰好のロイは、突然出てきた食事に機嫌の悪さも忘れて黒い瞳をぱちくりと瞬かせた。
「行軍演習後に即、晩メシじゃあな。まともに食えなかっただろ?」
ロイの視線が眼前のトレーに釘付けになっているのが、可愛らしくも可笑しい。
「俺も経験者だから、よーく判るって。俺もやっぱり空きっ腹抱えて眠れなくてさ。で、当時同室だったヤツが隠し持っていたチョコを恵んでもらって一晩凌いだワケよ。ま、たいしたモン作れなかったけど、腹の足しにはなるだろ。遠慮せず食えよ」
遠慮するなと云っても、ロイはすんなり警戒心を解かない。空腹でしょうがないだろうに、それでも弱味は見せるものかと強情を張っているのか。
これはまるっきり野生動物の餌付けだな、などとロイが知ったら怒髪天を衝きそうなことをつい思ってしまった。
「ほら、いいから。温かいうちに食えって」
ホカホカのリゾットとホットミルクを前に小さく唸ったロイは、上目遣いにヒューズを見上げ、それから添えられたスプーンを手に取ってリゾットを口に運び始めた。漸く食べてくれたロイをヒューズは傍らで満足そうに見守る。
なにぶん食べ盛りだ。ロイはすぐに綺麗に平らげてしまい、空になった器を静かにトレーに置くとやっとひと心地ついたのか、ホッと息を洩らした。
「ヒューズ」
「あん?」
食べ終わったのなら早々に片付けてこようとトレーを持ち上げたヒューズをロイが呼び止めた。
「その…美味しかった。ご馳走さま」
素なのだろうか。ロイは目許を和ませ、柔らかな笑顔を浮かべていた。いつものツンと澄ました顔ではない。滅多にお目に掛かれないだろうそれは、ヒューズの思考を硬直させるには充分な威力を発揮した。
「ヒューズ?」
怪訝そうに首を傾げられ、慌ててヒューズは取り繕うように苦笑を浮かべた。念願叶ってやっと野生動物を手懐けた時って、こんな高揚感───というより優越感を覚えるものだろうか。
「おい、ヒューズ?」
相変わらずロイは怪訝そうに見つめるばかりだが。
(とりあえず、餌付けは成功…って?)
そんな彼を後目に、ヒューズは心の中で密かにガッツポーズを作ったのだった。


士官学校寮100室巡り by同室同盟

赤青SS更新【記憶と空】

Garden:NOVEL 赤青「記憶と空14」をアップ。



…昨日の『ぷれ』から然程進んでいないんですが、14(汗)。
マイクも登場していないんですが…。
カミューばっかりで(苦笑)。

記憶と空14【ぷれ】

<ぷれ>です…。
しかも、ほんの冒頭部分だけです。
どんな陣形で軍を布陣させたら効果的なんだろう…などとうっかり思ってしまい、ネットで兵法などを調べていたらいつの間に…(苦笑)。
孫子の兵法だの孔明の兵法だのを調べていたら、つい面白くてね。>なのに、少しも反映できていないのは如何なことか。

…脱線せずに、真面目に続きを書こうね。

金持ち頭脳

「金持ち頭脳」占いなるものが紹介されていたので、面白半分にやってみました(苦笑)。ちなみに、サイトはコチラ
質問に答えていって、自分のお金持ち適正度を測るっていうヤツですね。
面白半分にやってみた安曇さんの結果。

お金持ち階級→中流家庭級
タイプ→修行僧型

………。
いいのさ、所詮庶民だし(フッ)。>修行僧って…ナニ?

安曇さんはお金持ち資質がなかなかあると判断されました。どんどんこれから調子を上げていくものと思われます。特に生命力に高い数値を示しているので、パワフルさに期待できるものと思われます。
また、安曇さんは自分と向き合うことを信条とし、修行僧のように黙々と事を遂行するイメージがあります。営業マンよりは技術職に向いているタイプのようです。


どうやら、安曇さんは生命力だけで世の中渡っているように見受けられますが…(苦笑)。生命力のバロメーターが異様に高いし。

安曇さんのお金持ち資質は、日本人口1億2千7百万人のうち第5752万5387位に位置します。
安曇さんのお金持ちピーク予想は2045年です。そこそこ期待できる山となるでしょう。


典型的な中流なんですけどね、5752万5387位(苦笑)。数が天文学過ぎて、今イチピンとこないんですが…。
おまけに、金持ちピークが39年後と云われても…そうか、悠々自適にビバ!年金生活???
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安曇

  • Author:安曇
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