人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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全力で待機中⇒東京ドームで逢いましょう

今日の16時からLUNA SEA緊急記者会見in香港ですよ!
USTREAMで会見の模様が配信されるんですが、当然この時間帯は職場なので…音声ナシでこそこそと(苦笑)。
しまったなぁ、イヤホン持ってくればヨカッタ。
せっかく上司が夏休みで不在なのに…orz

あと1時間30分です。
ドキドキです。



という訳で、記者会見が終わりました(感涙)。
INOちゃん可愛い、Jくんカッコイイ、SUGIちゃん…痩せちゃって大丈夫???
仕事中なんですが…またいろいろテンパってます。>落ち着いて!
こそこそやるつもりだったのに、挙動不審過ぎて結局周囲にバレてました。
(「音、出していいぞ?」とか「スピーカー貸そうか?」とか…スイマセン、いろいろもう)
SUGIちゃん曰く、『ついにLUNA SEAが完全復活します』だそうです。
そう…ワールドツアーとともに、

12月23日と24日は東京ドームで2daysだぜっ!YEAR!

チケット争奪戦上等!頑張るっ。


それはさておき。
RYUちゃんの髪型が…orz

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145.抱き締めて幸せだけを、【戦国BASARA:小政】

注文していた専門書が納品になったという連絡を受けて小十郎が図書館に顔を出すと、今日はカウンターに座っていたそのひとが此方の姿を認めるや目許を緩く撓めた。
そうすると表情が随分と柔らかくなる。
常のそのひとは凛とした佇まいと鋭さを持ち合わせていて、軽々しく誰にでも愛想を振り撒くようなタイプではない。それゆえに触れたくても叶わない〈高嶺の花〉として学内の人気が高いのだが、そんなひとがはっきりと感情を表に出すのを目にすると、知らず此方の頬も緩んでしまうというものだ。
軽く挨拶を交わすと、「ちょっと待ってろ」と言い置いてカウンターの奥へ移動し、目当ての専門書を持ってきた。
「ありがとうございます」
フフと笑みを洩らすそのひとに向かって礼を述べた小十郎は、分厚い専門書の表紙を捲った。表紙と目次ページの間、淡い色の遊び紙の部分に小さなメモが挟まっている。それを確認するのも、そのひとから本を受け取った時のいつもの行動で。

───今日、部屋に寄る───

小さなメモには、流麗な筆致でそんな言葉が添えられていた。
簡潔な表現は、性格そのままだ。
デジタル隆盛のこのご時世。携帯にでもメールをすれば済むことなのに、こんな些細なことでも古風な手段をとる。けれど、密やかに交わされるそんな古風な遣り取りを二人は気に入っていた。
「承知しました。帰りが少し遅くなりそうですが、構いませんか?」
「ああ、構わねェよ。勝手知ったる部屋だ。適当に時間潰してる」
総てを心得たように頷いた小十郎は、ぱたんと表紙を閉じた。


「ただいま戻りました、政宗様」
帰りが少し遅くなりそうだとは事前に伝えてあった。夜間開館への対応を鑑みても、自分よりも彼の方が帰宅が早い筈だ。合鍵を持っているから心配はしていないが、それにしても予想外に遅くなってしまったと小十郎は密かに舌打ちをした。それもこれも急遽夕方に余計な会議が入った所為だ。
「政宗様?」
常ならば玄関まで迎えに出てきてくれるのだが、今日に限ってそれがない。
さては臍を曲げられてしまったか、と小十郎は軽く額を押さえて溜息をついた。臍を曲げられてしまうと宥めるのにひと苦労するのだ。
まあ、それも自分だけに与えられた特権と思えば優越感に浸れるのだが。
さて、今夜はどうやって機嫌を直してもらおうか。方法を考えつつリビングへ向かった。
「政宗様、」
リビングに陣取った政宗の姿を見るや、やれやれと小十郎は肩を竦めた。
どうやら臍を曲げられた訳ではないようだ。長い脚を組んでソファに身を沈めた彼は、総ての感覚をシャットダウンして一心不乱に読み耽っていた。
本好きの小十郎である。研究室は勿論のこと、自宅の蔵書数も半端ではなかった。それは司書である恋人の知的好奇心をいたく擽るようで、部屋に訪れる度に増えている蔵書数に子供のようにキラキラと目を輝かせるのだ。
『Hey,小十郎。そのうち図書館開けるくらいになるんじゃねェか?』
『そうしたら、貴方を司書に雇いますかね。…勿論、専属で』
『Ha!俺は高いぜ?』
時々交わされる甘い遣り取りをふいに思い出して、小十郎は目を細めてみせた。
「やれやれ…仕方ねぇな」
こうなると暫くは戻ってこない。
本の森で恋人に放置されるのは、経験済みの小十郎である。
ダイニングテーブルには二人分の夕食──料理好きの政宗が腕を揮う場だ───がセットされている。だが、この分だと当分お預けだろう。
戻ってくるまでコーヒーでも淹れて待つか。
読書に夢中の政宗にもう一度目をやって、小十郎は苦笑を浮かべた。

とん、と置かれたコーヒーカップに政宗の視線が上がった。
「…あ、小十郎?」
「邪魔…してしまいましたかね?」
視線が絡んだ瞬間優しい笑みを浮かべた小十郎に、政宗はバツの悪そうな顔をした。
「いや…sorry, my dear.夢中になってて、ちっとも気が付かなかった。いつ帰ったんだ?」
「少し前です」
そうか、と頷いた政宗は膝上に乗せていた本をパタンと閉じると、小十郎に向かって両腕を伸ばした。
「俺の方こそ遅くなって申し訳ありません」
「気にするな」
両腕が小十郎の後頭部に回る。引き寄せられた小十郎は求められるままにゆっくりと屈んだ。
「おかえり、小十郎」
「ただいま戻りました、政宗様」
頬にキスをして、二人は改めて帰宅の挨拶を交わしたのだった。


どうもありがとうございます!

毎日ぱちぱち拍手をありがとうございます!
日々の糧となっております。
更には、家政が気になるんだよ発言を許容していただきありがとうございます!と声を大にして云いたい今日この頃。
ちょっと…頑張っちゃうよ(笑)。
といいつつ、今書いてるのは小政ですけど。←云ってることとやってることが乖離している見本。

家政は現在絶賛勉強中です。


以下、遅ればせながら。
拍手等レスになります。
いつもありがとうございます。


歌った!

友人と冷やし麺を食べに行き、漸く今年の夏の衝動が終息(苦笑)。>ついでにオプションで日光の氷で作ったかき氷を食べたので、大層満足。
が。
量的にちょっと食べ過ぎの感があったので、カロリーを消費するためにカラオケで熱唱してみました!
本日の安曇さんセレクト曲は9割BASARA関係。残りが陰陽座とGACKTとジャンヌ。
…またもや履歴が偏りすぎてる(苦笑)。

Naked armsとSWORD SUMMITが入ったので挑戦してみました。
Naked~の方が歌い易かったかな。ブレスが入れやすかったところで。
ついでにNaked~の英語ver.も歌ってみましたが…こっちは舌が回らん(苦笑)。
逆光と落涙は歌ってて眩暈がしそうでした…。>あれは感情が入るかもしれない。
In Flameも初めて歌ったんですけど。
あれは何度聴いてもサスダテだなー。
久しぶりに歌ったジャンヌの月光花も…なんかイメージを触発されそうな気配です。

ウルトラどうでもいいヒトリゴト

既に昨日の話になりますが。
さすがに人間ドック終了後、帰って『3』をやる気力はありませんでした…。
ドックが終わって時間ができたからってパチンコに出掛けた隣の課のヤツは凄いと思うよ。



最近。
家政が妙に気になります…。
家政を投下したい気分。
東照大権現様はなんであんなイイ男にお育ちあそばせたんだろう…。

本日のおしながき。

GARDEN:お誕生日月間リクその2「きみ薫る大輪の華」(小政)アップ。


お誕生日月間企画2010でいただいたリクエスト第二弾の「慶次に口説かれる筆頭と怒る右目」です。
政宗の魔性と右目の悋気(=やきもち)と心配性が裏テーマ…みたいな出来になっています(苦笑)。
いや、恋っていいね…とか言いながら、きっと慶次は再チャレンジをするかもしれません。>口説き。


以下、リクをくださった方へお礼をば。

REBOOT!!!

ふと、一夜限りの復活ライヴはいつのことだったか…と思ってパンフを引っ張り出したんですけど、あれは3年前の出来事だったんですね、LUNA SEA。

という訳で。
私の青春の(ほぼ)総てだったLUNA SEAがいよいよ…とうとう復活するのですねっ。>昨日の情報。
昨日はその情報を聞いて、一日中舞い上がってマシタ(苦笑)。
だって、あの5人が復活するんだぜー!
…そして、漸く落ち着いた。
終幕から10年…来週31日の香港での復活宣言が楽しみです。
音源を発売してくれるのか。
ライヴをやってくれるのか。
待っている間のワクワク感といいましょうか。
詳細は何も判りませんが、とにかく楽しみ。
詳細は暫し待て、ということで、なんたる焦らしぷれいかとも思いますが(笑)。
記者会見の時間帯はきっとパソコンでチェックをしていると思います…。>仕事…?


325.沈みゆく夏【戦国BASARA:小政】

耳にする、ただそれだけでも体感温度が上がりそうな五月蠅いほどの蝉時雨。
照りつける真夏の太陽に晒されて、緑は目にも鮮やかに生き生きとしているけれど、その緑の間を吹き抜けてゆく風は肌に纏わりつくように温く、お世辞にも心地よいとは云えない。
それがまたこの不快な暑さを倍増させるのだ。
(暑ちィ…、)
襟の袷を大きく寛げて忙しなく扇子で風を送り込むのだが、如何せん温い空気だから少しも涼しい心地にならない。それどころか、ますます暑くなって汗が吹き出る始末で。
チッ、と行儀悪く舌打ちをした政宗は、少しでも涼しくしようと開け放った室内をぐるりと見渡し、何処かに僅かでも涼しいポイントはないものかと考えた。もちろん、その間も気休めに扇子を扇ぎ続けている。
(今日は賄いに云って、夕餉に精のつくものを出すか…)
この暑さである。政宗に限らず、城内の者達は軒並みバテているだろう。
暑さ負けしていないのは小十郎ぐらいだろうか。彼は今、伊達軍の若い衆を数人連れて炎天下の畑へ作業に出掛けている。
この天候で夏野菜の育ちが良く、収穫を疎かにしているとすぐに大きくなりすぎてしまうのだという。大きくなりすぎた野菜は味も大味になってしまい、かえって美味しくないと云っていた。だから、この暑さでも畑に出向いているのだ。
小十郎の目が光っていないため、政宗もこうして着物を着崩し、あられもない恰好をしていられる。もし今此処に小十郎がいたら、伊達の当主らしからぬ恰好を『いくら暑いからと申せ、斯様なはしたない恰好で!』と目くじらを立て、懇々と説教されるだろう。となれば、否応なしに暑さも倍増だ。
「あー、暑ちィ…」
いっそ川へ水浴びにでも行こうか。そうすれば、多少は涼しくなるかもしれない。単身で出掛けるのは小十郎に知れた場合にまた説教されそうなので、この暑さの中でも比較的まだ元気そうな成実あたりを誘えばいいだろう。似通った性格の従弟のことだ。誘えば、一も二もなくノッてくる筈。
そうとなったら善は急げで。
パチン、と膝上で扇子を閉じた政宗は。
「成ー、いるかー?」
まずは従弟の姿を探そうと立ち上がった。


どんなに暑くても、やはり水辺は涼しいものだ。
「お、小十兄だ。おーい、小十兄」
浅瀬で膝まで水に浸かっていた成実が小十郎の姿を目に留めるや、大きく両手を振ってみせた。
「政宗様が涼みに来ていると訊いたが?」
「うん、梵も一緒。というか、梵が言い出しっぺだからねぇ」
とはいえ、ぐるりと辺りを見回しても政宗の姿が見えない。
「成実?」
「大丈夫だよ、小十兄」
小十郎の表情で察したのだろう成実はそんな小十郎を笑い飛ばして、あそこにいるからと少し下った辺りの川岸を指差した。
「ちょっと前まで派手に遊んでたんだけどさ、疲れたっていうんで今はあそこで寝そべってるよ」
よほどはしゃいだのだろう。
(まあ、この暑さだ。無理もねぇ、か)
やれやれと肩を竦めた小十郎は成実の許を離れ、彼が指差した川岸へと向かった。

ぱしゃんと時折気まぐれに水面を蹴り上げながら、政宗は少しばかり疲れた半身を水中に沈めていた。
あれほど不快だった体内に籠った熱は、全部水が奪ってくれたため今は感じられない。このままずっと此処でこうしていたいという心地にさえなった。
政宗がいる川岸は浅瀬で、立てば膝下ぐらいまでしか水深がない。そんな場所で下半身を水中に置いて、仰向きで寝そべっていた。
(気持ち、いい…)
ふう、と息を吐いて更に身を水中へ滑らせようとする。
流れに身を任せてずるずると身を滑らせたので、肩のあたりまですっかり水に浸かっている。
いっそのこと潜ったらもっと気持ちいいんじゃないか?
ふとそんなことを考えた政宗は、思い浮かんだ考えにクスリと笑みを浮かべると、そのままちゃぷんと頭まで水中に沈めてしまった。
水中から仰ぎ見ると、水面が陽光を反射してキラキラと眩しい。
綺麗だなと左眼を細め、それからゆっくりと瞼を下ろす。不思議と心が鎮まって、このまま身を任せているのも悪くないと政宗は思った。
(だって、気持ちいい───)
水の中。
キラキラ、と。
その時だった。
突然水面が揺れ、割って入るように逞しい二本の腕が伸びたかと思えば、もの凄い勢いで躰を水上へ引っ張り上げられた。
「政宗様っ」
「…こじゅう、ろう?」
こんな浅瀬で政宗のような酔狂をした訳でもあるまいに、ずぶ濡れになって大層慌てた表情で己を支えてくれている小十郎の姿を政宗はきょとんとした面持ちで見上げた。
「政宗様、大事ありませんかっ」
「Hey.どうした、小十郎?」
「どうしたではありません!突然水中に沈んでしまわれたので…もしや御身に異変がと」
緩く目を瞬かせた政宗は、だからこんなに焦った表情をしているのかと苦笑を浮かべて。
「別にそんなんじゃねェよ。ちィとばかり水中が気持ち良かったからな」
途端、「政宗様っ」と強く窘める声が降ってきて、反射的に首を竦めた。
己のとった行動にかなり腹を立てているらしい。
「小十郎の肝を何処まで冷やすおつもりか!」
「悪かっ、た」
「悪かったではありませんっ!」
頭上に雷を落とされた政宗は更に小言を繰られるかと身構えたのだが、意外にも小十郎はそんな己を抱き寄せると強く抱きしめてきた。
「小十郎…?」
良かった、と吐息とともに密やかに吐き出された小十郎の言葉を耳に留めた政宗は小さく笑むと、小十郎の広い背中に緩やかに腕を廻して宥めるように優しく撫で上げた。
小十郎のことだ。かなり腹を立て、同じくらいに心配したのだろう。
「なんだよ、小十郎。お前、ずぶ濡れになっちまってるぞ?」
水も滴るなんとやら、だと軽口を叩いてやる。
「構いません。どうせこの暑さだ。すぐに乾きましょう」
「Ha!違いねェ」
なら、二人してとことんずぶ濡れになってみるか?
にやりと口の端を引き上げて提案してみたが、流石にこれには顔を顰められた。せっかく手にした手綱を放すつもりはないらしい。
だが、すぐに「まあ、いいか」と思い直した政宗である。
「これも負けねェくらい気持ちいいし…」
「政宗様?」
怪訝そうに覗き込んでくる小十郎。
水底に沈んだ時も気持ち良かったけれど。
小十郎の温もりと匂いに包まれている今は───ずっと、ずっと気持ちが良いのだ。


そんな二人の遣り取りをやや離れたところから眺めていた成実は。
「あーあ、暑いったりゃありゃしない」
と半ばうんざり気味に呟いたのだった。

本日も猛暑です

暦の上では暑さも治まる〈処暑〉とやらが過ぎましたけど。
暑さが治まるどころか…

…相変わらず猛暑なんですが(汗)。

進行状況など

時間がある時は大抵『3』をやっている(目下、水玉第二衣装で2巡め出陣中)所為か、筆の進み具合が滅法遅くなっている今日この頃。>ごめんなさい、と思いつつ。
更新もエラク遠のいておりますが…一応水面下でちゃんと書いています、よ。
という意気込みだけ(苦笑)。

そんな訳で。
今週中には誕生日月間リクの第2弾を更新できそうです。
あとはWEB拍手用の小噺を入れ替えるべく、現在執筆中。
そろそろ時季が秋に向かうので、秋ネタのお話になる予定です。今回は小政オンリーになるかな。
こちらも今週中にどうにかなればいいなーというカンジです。
もひとつ『闇~』の出逢い編も書いているんですけど……これはまだ暫くかかりそうですね(汗)。
お披露目はもう少し先になりそうです。


夏のおわり

夏も…そろそろ終盤ですかね。
今日は地元の花火大会がありました。わりと大きな花火大会なんですが、家の近くでやるのでわざわざ混んでる現地へ行ってまで見ることってあまりしないんですね。
家の近く…っていうことは、家からでもキレーに見えるし。
そんな訳で、今年も花火大会は家で観賞してました(笑)。
どーんと花火が上がる音がするたびに近所の犬が驚いて一斉に吠え出したり、塒に帰った筈の鴉の群れがカアカア鳴きながら戻ってきたりと…花火に負けず周囲も騒々しく(苦笑)。
あー、でもこれで夏のイベントも全部終わっちゃったなぁ…。


何ですかね、夏の終わりっていうのは妙に淋しいもんですね。

トラックバックテーマ 第1025回「あなたの好きな【ことわざ】」

大体トラックバックテーマに手を出す時は、何もネタがないときです…(苦笑)。


好きな…というか信条としている諺(というよりも格言?)は【明日は明日の風が吹く】かな。
子供の頃から『好きな言葉⇒【明日は明日の風が吹く】』と文集などなどにしつこく書いていたので、かなり年季が入っているものと思われます。
というか、子供の頃から一貫してこの姿勢って…(苦笑)。
…イヤ、超前向き思考と思って欲しい(笑)。

でも。
成人して社会に出て、よくよくこの言葉に救われていると思います。
どうにもならない壁にぶち当たった時に、くよくよ悩んで思い煩っていてもしょうがないよなっ…っていう風にすぐシフトチェンジするようにしているので。



斬~闇を継ぐ者~

僅かに顔を上げれば、切なげな瞳を揺らして此方をじっと見つめる小十郎がいて。
せっかくのnice guyが台無しだな…とやや困ったように苦笑を浮かべた政宗は傷の這う彼の左頬を愛おしげに撫でる。
言葉にせずとも離れ難く思ってくれているのだ。共に添える時間を政宗が少しでも引き延ばそうとしているように、小十郎もまた。
そう考えると、政宗の胸にもまた切ないものが溢れてくる。
「Hey,なんてぇツラしてんだ。いつもの…男臭くて不遜なツラの方が俺は好みなんだがな」
「政宗様…、」
茶化すように告げた政宗の言葉に、小十郎はやっと切なげな表情を解いた。
東日本の極道の頂点に立つ伊達組、その直系の若頭補佐である小十郎と警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第四課、通称『マル暴』に属する警官の政宗。決して相容れない〈世界〉に棲む者同士が、比翼の鳥、連理の枝の如く互いを対の者と認め、身も心も結びつく関係となって久しい。
其々の〈世界〉に戻れば立場のある者ゆえ、ひとときの逢瀬は二人にとって得難く、そして濃密なものだった。
だからこそ、こうして再び其々の〈世界〉に戻らなければならない時間を迎えると、まるで子供が駄々を捏ねるみたいに『このままずっと離れたくない』と思ってしまうのかもしれない。
「どうかくれぐれもお気をつけください、政宗様。何処に豊臣の者が潜んでいるやもしれません。本来ならば、今暫くはこうして共に一夜を過ごすことも控えるべきなのでしょうが…」
東日本最大の勢力を誇る組織は伊達だが、対して西日本を制しているのは豊臣秀吉率いる豊臣組である。長年続いていた織田信長との西の覇権争いに織田が敗れる形で終止符が打たれ、西日本は豊臣が掌握した。
現在、裏社会の勢力図は『東の伊達、西の豊臣』となっているが、それに飽き足らず豊臣は東へと版図を伸ばしてきたのだ。
西の足場を固め、いよいよ東へと進出を図る豊臣の意図はただひとつ。伊達を潰し、名実ともに裏社会の天下統一を為すためである。
豊臣秀吉が東へ目を転じた、という情報は大阪府警に属する同僚を通じて政宗も早くから掴んでいた。
蛇の道は蛇、というが、小十郎もまた己の情報網を使って豊臣の動向を探っている。
幸いまだ戦端は開かれておらず、鉄砲玉が送り込まれた気配もない。しかし、おそらくそれも時間の問題だろう。
日々緊張だけが強いられるそんな中で。
政宗が掴む情報と小十郎が掴む情報、それらを基にして豊臣に対する伊達の備えは着々と進められていた。
「オイオイ、本気で云っているワケじゃねェよなァ?この俺に一人寝を強いる気か?…お前仕込みのこの躰が淋しがって泣くぞ?」
「政宗さま、」
半ば冗談めいた婀娜な言葉を小十郎に窘められ、政宗は小さく首を竦めた。
豊臣のやり口は汚いうえに狡猾と聞き及んでいる。おそらく、彼らは伊達の一番弱いとされる部分を衝いてくるだろう。
伊達にとっての弱点は『政宗の存在』だ。公にされていない伊達輝宗の実子。
戸籍から辿るにしても別な方向から辿るにしても、伊達と政宗の真の関係を露見させるのは簡単なことではない。普通ならば、まずあり得ないだろう。
それほど〈伊達政宗〉という存在は、様々な者の手によって巧妙に隠されているのだ。
だが、小十郎が情報網を駆使して政宗を探し当てたように、豊臣もまた己が情報網を使って政宗に辿り着くとも限らない。その時に狙われるのは、間違いなく政宗だ。
だからこそ、小十郎は政宗を護るために敢えて逢瀬を控えるべきと苦言したのだろう。
政宗を護るために政宗に伊達の匂いを纏わせてはならない。ほんの僅かでも小十郎と繋がっていると、まして恋人なのだと匂わせてはならない。
それは小十郎の気遣いだ。
「No problem.俺の方は心配すんな。それより…お前の方こそ気をつけろよ?」
「判っております」
頷いた小十郎は、政宗の腕を掴むとぐいと引き寄せた。
難なく小十郎の広い胸に落ちる。
「小十郎…」
優しいキス。
そうして二人は、名残を惜しむかのようにいつまでも抱き合った。


まるで───そう、此岸と彼岸。
隔てる扉ひとつで、眼下に眺める〈世界〉とは全く異なる〈世界〉。其処に在る間だけは、立場も柵も何もかも忘れて唯人であれる。唯の政宗として小十郎に寄り添うことができるのだ。
人目を避け、制限された一瞬の逢瀬を窮屈だと思わないといえば嘘になる。
惚れ抜いた男と終生番うためならば何もかも捨ててやる───そうできればいっそどれだけ良かったかしれない。しかし、それは政宗の複雑な立場が許さなかった。
〈世界〉を隔てる扉。なんの変哲もないそれを潜って此岸に戻ってしまえば、惚れた男の手練手管でどれほど乱され、何度極楽を見ようと、その扉を開いて一歩踏み出してしまえば、それまでの甘い空気など微塵も身に纏わせない。
小十郎もまた同じだろう。彼もまた自身が背負う立場に従い、この街に巣喰う〈闇〉へと戻っていく。
(だが…それでいい、)
2日ぶりにホテルのエントランスに立った政宗は、朝日の眩しさに軽い眩暈を覚えた。
前日は非番だったので前々日の夜にチェックインしたのだが、昨日は二人して日がな一日ベッドに籠っていたので、考えてみれば陽光を浴びるのも2日ぶりだ。
不健康な生活だな、と思わず苦笑いをしてしまった。
だが、充分に愛された所為か気力は充実している。
「一旦戻ってシャワー浴びてからでも登庁時間に間に合うな」
欠伸を噛み殺しつつ、ジャケットの内ポケットから携帯を取り出す。
職務上、非番であっても常時携帯の電源は入れておかなければならない。非番であってもいつ呼び出されるか判らないからだ。せっかくの逢瀬も、過去何度かそれで潰れたことがある。
小十郎は勿論それを承知の上で『無粋だ』といって時々拗ねるのだが、その度に警察官を恋人に持ったのだから諦めろ、と笑って言ってやった。
幸い『無粋な着信』はなかったが、メールが何件か入っていた。懇意にしている情報屋からのものだ。
(豊臣が…?)
文字を追いかけるにつれ、次第に表情が険しくなる。

───豊臣組の先発が既に都内に潜行した模様───

「Shit!」
いよいよ来たか。
(小十郎にも知らせねェと…)
と思った瞬間。
「───っ?!」
一片の気配すら感じとれなかった。殺気ひとつ。
気配にひと一倍鋭い政宗が察することができなかったのだ。
背後にも一人。
背中に何か押し当てられている。拳銃か、それとも短刀か。
「朝から随分物騒なモンを衝きつけやがって…テメエら何モンだ?」
眼前の男──綺麗な造作をしている──に向かって低く誰何する。
「最上───いや、伊達政宗君だね?」
(コイツ…何故「伊達」の名を…)
それは秘されているものなのに。
「何故「伊達政宗」の名を知っている…っていう顔だね?」
───まさか?
「豊臣、の者か?」
「察しが良くて実に助かるよ、政宗君。」
ふふ、と笑みを浮かべて、男は自らが豊臣の者だと肯定した。
「僕の名は竹中半兵衛。秀吉の片腕を務めている」
豊臣秀吉の片腕。ということは、実質NO.2が乗り込んできたということか。
「で?その豊臣の片腕が何用だ?」
ギッと睨みつける。すると、呼応するかのように背後から殺気が立ち上った。
「三成君、」
背後で拳銃か短刀を衝きつけている三成という男は竹中の命には服従なのか、再びスッと気配を引っ込めてしまった。
「そう警戒しないで欲しい。今回はただ挨拶にきたまでのことだから」
「Ha!西の人間は挨拶代わりに物騒なモンを衝きつけるのか?」
「相手が丸腰とは限らないだろう?一応此方としても用心しないとね」
なるほど、竹中半兵衛は慎重な男でもあるようだ。
「何もしないよ、今回は。本当に挨拶に出向いたまでだからね」
東の〈伊達〉が頑なに隠し通すことで護ろうとする〈伊達政宗〉という存在を、一度この目で見てみたいと思っていたんだよ。
クスクスと竹中が嗤う。耳障りな笑い声だ。
「云っておくが、竹中半兵衛。俺は〈伊達政宗〉じゃねェ。〈最上政宗〉だ」
だが、竹中は嗤うばかりで政宗の言葉を聞こうとはしない。否、端から拾おうとはしていなかった。
「また、逢おう。〈伊達〉政宗君」
「テメエっ!」
政宗の眼前で竹中はヒラリ、と身を翻した。

(───小十郎、)

ギリ、と唇を噛む。
その時。
突然手にしていた携帯が鳴りだした。
のろのろとディスプレイに目を遣れば、小十郎の名前が表示されている。
「小十郎…?」
なんというタイミングだろう。
「政宗様?政宗様、どうしました?」
「小十郎───」
それまで己がどれだけ緊張していたのか。
小十郎の声を聞いた瞬間に政宗の全身からどっと力が抜けた。
らしくもなく、ほうと安堵の吐息が唇から洩れる。
「政宗様?」
「No problem.なんでもねェ、お前の声を聞いたらなんか…ホッとした」
豊臣の二人が去った方向を睨みながら。
「小十郎…、」


あれが〈伊達〉の敵、なのだ。





生きてマス…

お盆休暇が終わって…う~ん、あと2、3日は休暇が欲しかったと思いつつ仕事にきております(苦笑)。
8月ってのはどうせ学生は夏休みでいないんだし、基本的には仕事も落ち着いてるんだよな!
だから別に休んじゃったって構わないんだよなっ。
でも、どうせ家にいても暑いから涼みがてら職場にいるんだよなっ。
…という考えの人間がウチの職場には多い模様(苦笑)。そうか、お前もか的に。

そんな現在の最高気温35℃の昼下がりです。


本日のおしながき。

GARDEN:TEXT 戦国BASARA「生まれてきてよかった」(小政)アップ。


8月3日の政宗様お誕生日おめでとうございます!に合わせてブログにアップした短いお話です。
せっかくお盆休暇で4連休だというのに…1日もサイト更新しないのってあんまりだと思ったので(苦笑)。
4連休なのに、1本も書き終わらないのもあんまりですけど(爆)。


今年の夏コミ(初日)は比較的凌ぎやすくてヨカッタです…。
昨年みたいに炎天下だったらどうしようって…。>年寄に猛暑は堪えます。
待機中は少なくとも曇っていたので助かりました。
宅急便で送った宝箱が昨日届いたので、早速読み漁っています。
が、案の定いろいろと買い洩らしている模様で…最早これはデフォルトなのか、と(苦笑)。
インテが終わったら、ぼちぼち通販のお世話にならねば。

第1021回「ご先祖様にまつわる話」

お盆、ということでそろそろご先祖さまがやってくる頃合いですが。
…ご先祖さまとともに台風もやってくる勢いですけれども(苦笑)。


今回のテーマが『ご先祖さま』ということで。
母方のご先祖様は判然としないんですけれど(ウチの母がそういうの興味ナシ)、まあ…察するにおそらく代々土と戯れる農民だったのだと思われます。
父方は、といえば。
瀬戸内のとある小島に根を張る父方は…ずーっと遡ると戦国時代に瀬戸内で活躍した水軍の奉行?の流れだったそうで。
家紋が片喰、に加えて瀬戸内に水軍とくれば…、
「わあ、ありがとうございます!ご先祖様!!!」
とBASARAに転がった当時、西海の鬼のひとでプレイしながら思ったものです(笑)。
お蔭で、ものすごい親近感。
(尤も、ウチは同じ四国でも香川なので、長曽我部とはなんの関係もないんですけど。)

毎年やってくる衝動

毎年そうなんですが、この時期まるで何かにとり憑かれたように『冷やし中華』が食べたくなるのです(苦笑)。>特に昨年はひどかった…。
時期が過ぎると大概憑きものが落ちたように「あの執着はなんだったのっ?」になるんですけど…どうやら今年もその衝動がやってきたようです。

今、とてつもなく『冷やし中華』が食べたい!>お昼食べた直後だけど(笑)。

友人から「今度ランチを奢ってあげるから好きなものを食べるがよろしくてよ」という涙モノのメールが入っているので、『冷やし中華が食べたいのです、先生っ!』とねだってみようかな(苦笑)。
ちなみに。
昨年『好きなものを食べるがよろしくてよ』権を行使した時は、結局「冷やし中華」じゃなくて「冷製パスタ」だったんだよな…。>冷し麵つながり…。

そんなこんなで一ヶ月。

愛車の『小十郎』さんがやってきて…そろそろ一ヶ月。
両親にも「愛車」=「小十郎」という図式が認知され、よく

『「小十郎」使いたいからキー貸して』
とか、
『「小十郎」は遠距離ドライブに最適だよな』

とか云われるんですが(苦笑)。>特に土日は寧ろ父親の方が乗りまわしている事態。
自分で名付けたものの…他人様の口から聞くと妙に恥ずかしい(苦笑)。
(これでボディカラーが青だったら、『筆頭』だったので(→ナンバーを「1100」にする気でいた)恥ずかしいことは変わりないんですけど)

『小十郎』さんは遠距離ドライブに最適ということで。
納車されてからまだ一度も高速走ってないし。
という訳で。

そろそろ慣らしがてら仙台まで行ってみたいんですが(苦笑)。
ほら…伊達武将隊(!?)もお目見えしたことだし、さ。>仙台…お前もか…。

どうもありがとうございます!

毎日ぱちぱち拍手をありがとうございます。
空ぱちは勿論のこと、温かなコメントを下さる方にも感謝感謝です!


以下、拍手等レスになります。

地元の武将とも戦ってみた

金曜日に漸く「ゲーム休暇」をもぎ取って、金・土と3をやっていたんですが…さすがに今日は話を書こうとパソコンと向き合っています(苦笑)。
という訳で、リクの2本めを書き始めました。
漸く序を書き終わったかなーという感じなので、もう少しかかりそうです。
夜は平行して「闇を~」の出逢い編を書いていて…こういろいろとね、やることが多いときに限って!といういつものパターンに陥っています(笑)。
うーん、これで「光環」のネタもあるんだけどなーといったら、頭ん中が混乱しそうだ。


とりあえず、3なんですが。
LV.20にも満たないうちに関が原に向かう羽目になってしまって、案の定島津のじっちゃんと宗茂にけちょんけちょんにやられております、政宗様(苦笑)。
見ていて忍びない…というか、格げーが不得手で申し訳ない政宗様と頭を下げたい心境。
そういえば、2のときもLV.20にも届かんうちに5章になっちゃたんだよな…。
という訳で、現在顔洗って出直しています。
1回めはそれぞれの台詞を聴く余裕すらなかったんですけど、2回めだと少しは余裕がある(笑)。
そして。
小十郎がやっぱりカッコイイです。
上田城~の政宗様を止めるシーンは何度見てもよいですな(笑)。

345.突き落とした、背中【戦国BASARA:小政】

(舐めた真似をしてくれる───ッ)
どんな時も己の背を護っていたのは小十郎だった。
先陣を切って合戦場の渦中に飛び込んでも、接近戦に持ち込まれても、必ず傍らには小十郎が居て、己がいつ如何なる時も前に進めるよう、この背を護ってくれた。
『政宗様の背中はこの小十郎がお護りいたしますゆえ、存分にお暴れください』
だから、己は一度として背後を気にすることなく常に前を───天下を見据えて進むことができたのだ。
それを。
「右目を奪われた途端このザマか…。Coolじゃねェな」
ギリと唇を噛む。
小十郎が豊臣軍に囚われたのと、一時は恭順を示した筈の津軽・南部・相馬が突然叛旗を翻して伊達に侵攻を開始したのはほぼ同時。
その侵攻の裏に豊臣がいるのは間違いない。
〈右目〉を奪われた竜など怖るるに足りぬ───そう唆したのだろう。
実際片倉小十郎という軍師を欠いた伊達軍の戦い様は、緻密さに欠け、力任せの単調なものだった。
侵攻の裏に豊臣軍の存在を疑いながらも、三軍に正面切って対抗するよう自軍の勢力を均等に三等分にする策を取ったのは、他ならぬ政宗自身である。
それらが総て陽動で、主力が豊臣軍軍師竹中半兵衛の率いた葦名軍にあったとは───戦局を見誤った己を悔やむしかない。
小十郎であればもっと慎重に軍を動かしただろうに、或いはこれが陽動と看破しただろうに、と摺上原で対峙した半兵衛は嘲笑った。
右目を削がれた竜など地を這う蛇も同じ、と。
『伊達軍は…そう、政宗君が動かしていたというより片倉君が動かしていたようなものだからね。これで証明されたよ。その片倉君がいない今、君達は最早秀吉の敵にもならない』
『ふざけたコト云ってンじゃねェ!』
六爪が獲物めがけて唸った。
半兵衛の得物は珍しい関節剣と呼ばれるもので、鞭のように振り上げては六爪の鋭い攻撃を防御していく。縦横無尽、自在に操るそれは遠距離攻撃に向いているようだ。間合いを詰めて懐に潜り込む、というのは難しい。
(Shit!)
しなやかに撓りながら迫る剣先を薙ぐようにして躱したが、細身の躰のわりに半兵衛が繰り出す攻撃は存外重かった。
『ほら、背中がガラ空きだよ?政宗君?』
『───っ?!』
フワリと半兵衛が嗤った。
と同時に半兵衛の手首が返される。
一瞬───何が起こったのか判らなかった。
翻った蒼い陣羽織の背がスッと一筋裂かれる。
小十郎が護ってきた背、に。
それは小十郎がいないという事実を突きつけられたようなものだった。
竹中半兵衛なんて聞いたこともねェと侮った相手に不覚をとったという衝撃よりも、今この瞬間に小十郎が己の傍にいないという衝撃の方が明らかに上回った。
小十郎がいない。
小十郎が。

「舐めた真似をしてくれる…っ、」

あれは己の〈右目〉だ。豊臣如きに易々とくれてやる訳にはいかない。
(小十郎───)
小十郎は返してもらう。そのついでに豊臣を叩く。
竜の棲む地で断りもなく好き勝手なことをしてくれた、その礼はきっちりと返してやる。
「筆頭、出陣の準備が整いやした」
「All right.今行く」
陣羽織を羽織る。
新たに用意されたものではなく、敢えて背を斬り裂かれたそれを選んだのは、自身の戒めのため。
この屈辱を忘れぬよう、魂に刻み込んでおくため。
「小十郎…」
小十郎が豊臣軍に拉致された際に唯一現場に残されていたという彼の愛刀〈黒龍〉。
その刀身に刻印された彼の想いと覚悟を胸に、六振りの刀のうちの一本として腰に帯びた。
カチカチと鞘鳴りするのは〈主〉が恋しい所為だろうか。
(Ok,待ってろよ。お前の主にすぐに逢わせてやる。それまではこの俺の〈力〉となってくれ───)
愛おしげに黒龍が収まった鞘を撫でる。
そして前を見据え。
「Ok,guys!出陣だ!」
その左眼には焔が宿っていた。


気の早い話

再来年の(まあ、なんて気の早い/苦笑)大河は『平清盛』だそうで。
その話を聞いた瞬間、
グッジョブ!
と思いました。個人的に(笑)。
戦国時代が好きですけど、加えて源平時代も大変好きなのです。
更に…源氏派よりも平家派。
平氏一族が好きなんですねー。
昔、オリジナルで書いたエライ長いお話も主人公は平家の御曹司でした(苦笑)。清盛の孫設定だったな。>ウルトラどうでもいい話。

問題はキャストだと思うんですね。
清盛を演じるとなると、若い時分はともかく…壮年の頃は骨太な役者さんを当てないと難しいんじゃないかな。
演技派な役者さんがやってくれるといいんですけどね。
個人的には教経とか活躍してくれると嬉しい…。>平家随一の猛将。

妄想のままに

あにばさ2の勢い(と妄想)に乗じて書いた話があるんですが…。>ちょうど2話のあたり
なかなかアップできないうちに、いつの間にかもう4話だよ!という(苦笑)。
ノンストップな妄想に任せて書いていたので、当然公式話の筋から見事に逸れていっています。
タイミングを見つけて、近いうちにアップしたいと思います…。


以下、毎日ありがとうございます、な拍手等レスです。
お返事不要の方もありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。

生まれてきてよかった

初めて出逢ったあの時からずっと、自分が生まれたというこの日を一番に祝ってくれるのは小十郎だった。
「政宗様、」
生まれてきてくださってありがとうございます、と微笑まれ、起きぬけの覚醒しきれずに未だ眠たげな瞼の上にそっとくちづけられた。
途端、温かな想いが政宗の胸中いっぱいに広がる。
生まれてきてよかった、と思う瞬間。
「今日は一日大変ですよ?」
「An?」
「なにしろ今日は政宗様がお生まれになった日ですから…皆がお祝いをしたいといきり立っています。───覚悟してください」
「Ha!そいつは……、」
大変だ、と政宗は苦笑した。
何もかもが信じられず、ただ只管内向きに世界が閉じていた一時期。自分がこの世に生を受けたことを、どうしようもなく肯定できずにいた。
母に顧みられることもない、欠陥品の要らない子供なのだと自らに烙印を押して、だから生を受けたというこの日もただ暗い眼差しで過ごすのが当たり前で。
(もう…随分昔のことになっちまったな)
あの頃の暗い眼をした子供に想像できただろうか。
『生まれてきてよかった』と心の底から思える日がくることを。
「政宗様?」
覚えずふふと頬を緩ませた政宗を見、小十郎が「どうしました?」と問い掛けた。
「いや…愛されてるなァと思って、よ」
「なにを今更。聡明な政宗様のお言葉とも思えませんな」
貴方は充分に愛されている存在なのだ、とそう小十郎は耳許で囁いた。
「小十郎…」
「今日一日は皆の想いを立ててやらねばなりますまい。ですが…せめて一番に貴方のご生誕を祝うお許しをどうぞ小十郎に」
「………許す」
「………生まれてきてくださってありがとうございます、政宗様」

生まれてきてよかった、と。
心の底から思う瞬間。
包み込まれた腕の中で、政宗はその喜びを噛み締めていた。

お題配布元:color seasonさま




本日のおしながき。

GARDEN:お誕生日月間企画2010 リクその1「闇を継ぐ者」(ヤクザ小十郎×警察官政宗)アップ。


ということで、お待たせしました!
お誕生日月間企画2010でいただいたリクエスト第一弾の「ヤクザ小十郎×警察官政宗」です。
小十郎は伊達組の若頭補佐。
政宗はマル暴の警部補という設定です。
(そして、政宗は伊達姓ではなく、最上姓を名乗っています。)
このシチュエーションは、思いのほか楽しんで書けました!
実は…このお話も昨年の『光環』のようにシリーズっぽくなりそうな気配です。


以下、リクエストをくださった方へお礼をば。

ぐでんぐでん

本日オープンキャンパスにつき、日曜出勤です。
ほぼ一日拘束なので…心配なのは、17時までに家へ帰り着くかということだったり(苦笑)。
タイムスケジュール的には微妙なところです。ダメだったら、愛車の小十郎さんの中で見るしかない(苦笑)。

建物案内ということで、この炎天下のなか一日外で立ちんぼです。
日焼け止めを塗っても塗っても…汗とともに流れていく…orz
昨夜友人に『明日はオープンキャンパスで一日外なんだよー』とメールをしたら、
『…死ぬなよ』と励まされました(苦笑)。
そんな訳で。
熱中症だけが心配なので、夏場の完全防備。
すっかり夏コミ前哨戦的な装いとなっています。


さて、昨日までのお誕生日月間リクにご参加いただきありがとうございました!
昨日までいただいたリクは総て受付済みです。
順次書いて参りますので、暫しお待ちくださいね。
そして、本日は誕生日月間リクの第一弾を更新予定です。
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