人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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2/55で既に怪しい雲行き

安曇さんの『甲冑をつくろう!』プロジェクト。
既に2号めにして怪しい雲行き…(汗)。>はやっ。

だって…

近所の本屋、創刊号は売ってるんだけど2号が売ってないんだorz
バインダーも売ってたけど。
なのに、2号が売ってないんだ…。
(結構大きい本屋なのにさ…)
明日3号が発売なので、別の本屋さんで2号と併せて探してみますが。
奥の手は大好き密林だな。

でも、創刊号と違って2号以降は2週分買うとなるとお財布がイタイ…(苦笑)。>4,000円弱?
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2/13戦煌発行物などなど(予定)

来月の戦煌にサークル参加しますよ、な話をしておりますが。
スペNoがわかりましたのでお知らせ。

か26b
になります。
お隣はお友達の「桔梗屋本舗」さまです。

当日の新刊はコピ本ですが、小政と家政各1冊ずつ出ます。←小政終わりました(苦笑)!
そして謹言発行物の小政を2冊。
以上が現時点確定です。

あとは、新刊におまけSSみたいな形でお渡しできるようなものを鋭意作成中!
こちらも小政と家政。
書き始めたばかりなのでまだどうなるかわかりませんが、一応。
新刊含めて、間際にまたお知らせします。

超佳境


時間だ。時間だけがボクを駆りたてる…。


…いま、まさにそんな心境(苦笑)。

突然

旅番組で遠刈田温泉をやっていたのを見て…なにやら突然仙台方面に行きたくなってしまった安曇さんです、こんにちは(苦笑)。
白石にも(昨年は)行っていないので、久しぶりに行ってみたいです。小十郎さん(=愛車)で行けば、たぶん2時間もかからずに行けるだろうし。
まあ…、
流石にこの時期は寒いので、行くとしても春になってからかなー。

結局…買ったのデシタ

1月18日のブログで買うべきか買わざるべきか云々…と言っていた例のアレですが…

甲冑をつくろう!その1

言ったその日の仕事帰りに本屋へ寄って、ソッコーで買ってました(笑)。←やっぱり作りたかったらしい。
だってさー
「戦国武将 伊達政宗の甲冑があなたの手で甦る」って煽るんだよ?
帰宅後そういう言い訳をしつつ、「買ってきちゃった(えへ)」と両親に見せたら、案の定呆れられましたが(苦笑)。

母:「創れる訳ないじゃん!どーせ、」
私:「いや創る!創ってみせる。そして床の間に飾る!年中五月人形!」
…諸般の事情で創れなくなったら、父上にバトンタッチ…(えへ)。←そんな目論見

いやいや…せめて頭だけでも完成させたいのです。
というか、頑張って買うと全プレで鎧櫃が貰えるんだゼ。
甲冑をつくろう!その2

創刊号の部品。
目の下頬と草摺。威糸とかもついてる…。
確かに一号でも買わなかったらアウトな代物だ…。
(というか次の号まで創って保存…とかいう部品があるので、次の号を買ってから創ることにする)


以下、拍手等レスです。
どうもありがとうございます。

ただいま原稿中

とりあえず…原稿をしています(汗)。

家政は完成。
(というわけで、家政は新刊ありです。)
小政は佳境です。

現在そんな状況。
今月中には小政の方も片づけたいと思っています。
じゃないと、またもやタイムトライアル…。

家政リク更新

GARDEN:家政はじめました記念【家政まつり】「クールがお好き?」更新。


家政リク第5弾。
本日のリクは「天下統一後、家康の所に仕事がてら顔を出しに来た政宗を見つけて、最初は良いところを見せようと落ち着きを払った対応をしてはみるものの、段々と我慢が効かなくなり、結局甘えてしまう家康」。
クールが好きだと政宗が言うので、大型愛玩犬家康は「クールになろう!」と一大決心。
そんな家康の奮闘記でもあります(苦笑)。
リクエストどうもありがとうございました!
以下、リクエストいただいた方へお礼をば。

買うべきか買わざるべきか

幼少のみぎり、安曇さんは『ひな人形』よりも『五月人形』が欲しくて、親に「ひな人形はいらないから五月人形を買ってくれ!」と言ってさんざん駄々を捏ねた子供でした。(でも買ったのはひな人形…)
実は今でも武者人形を見ると、心トキメキます(苦笑)。
…五月人形が(本当は)今でも欲しいんだよ。

そんな私の許に本屋さんからお知らせメールが。

「貴方の手で本格甲冑を甦らせてみませんか」
「……っ?!」


『戦国甲冑をつくる』という本が創刊だとか。しかも、政宗所用の「黒漆五枚胴具足」を作ろう!というウレシイ代物。
毎週パーツを集めて組み立てていくっていうアレですね。
戦艦大和を作ろうとか安土城を作ろうとか…昔からいろいろ出てましたけど、実はああいうの好きなのです。
ただ作ってはみたいけど、一回でも買い逃したらアウトなんだよなーっていうのがあって、なかなか手が出せなかったんですけど。
或いはこれなら本気を出しそうな…(苦笑)。

「…シリーズは全55号で完結します」


………やはり一号でも買い逃したらアレなのですねorz


本日のおしながき

GARDEN:TEXT 365題ログ格納(小政、家政)→BASARA部屋からも飛べます


ブログにて消化している365題のログをサイトの方に。
アップしたのは以下の6題です。8月末から9月にブログの方で公開したお話です。

「145.抱き締めて幸せだけを、」、「178.見えないチカラ」⇒小政
「207.ほろり」⇒家政+孫市
「206.希望通りの結末を」、「23.かごめの見る空」、「364.だからキスして」⇒家政

ちょうどこの頃「家政もいいじゃーん!」と思って怒濤のように書いてました。個人的な家政まつりだった。
(たぶん「閃光」を書いた直後ぐらいです)
家政受け入れてもらえるのかな…なんて、手探りしつつ書いていた頃です(苦笑)。


思いのほか

1時間仕事して1時間休んで…のシフトなので、じゃあその休み時間中は原稿をやっていよう!と思って小政を書いているんですが、1時間というのは思いのほか短いものでして(苦笑)。
昨日今日の2日が勝負!と意気込んでいた割には、あまり進んでいない始末。
ちょうど昨年のセンター試験の時も空き時間は小政の原稿もどき(→完成形が『胸の中央を~』でした)を書いていましたが、昨年の方がまだ書けていたような気がするのは…気の所為?

頑張ってます!

毎年恒例試験会場からこんにちは。
センター試験第一日目。本日の天気は曇りと言っていましたが…晴れています。
陽射しがあるお蔭で、思ったよりも温かく感じられます。
明日もこんなだったらいいのに…っ。>明日の天気予報→晴れ時々雪

一日ぎっちり働く身にとって、お昼のお弁当は午後のモチベーションに係わってくる重要な問題です。
昨年の一日目は大変がっかり感溢れるお弁当で、そりゃあもうみんなして萎えたもんでしたが…。
今年は…

老舗割烹料理屋のお弁当だった!という素晴らしい事実。

とてもトキメキました。
どうせ昨年と同じだろうと思っていたので(苦笑)。
なんか…これで午後も頑張れそう。

マ、マズイ…

明日の天気予報…

夕方から雪になってんぞ(汗)


まかり間違って積もりでもしたら、
明後日はオプションで朝から雪掻きじゃん…orz

センター試験ですね

明後日はいよいよセンター試験です。
なのに、天気予報によると土日はまた寒波襲来だとか。
受験生のみなさんは寒さ対策をしっかりしてくださいね。
(ちなみに試験室(=教室)は暖房がガンガンですので、脱ぎ着しやすい服がいいと思います。たまーに暖房で逆上せて鼻血を出す子とかいるので。)


職員の宿命で、センター試験両日は夜明け前から出勤です(汗)。
空き時間はあってもどうせまともに仕事はできないので、両日とも空き時間は原稿をやっていると思います(苦笑)。

118.ごめんねの甘い声【戦国BASARA:家政】

ダンッともの凄い音とともに文机の上に片脚が乗った。その勢いたるや文机を壊しそうなほどで、さしもの家康も気圧されて、尻でじりじりと後退りしてしまう。
にこりと笑う華の顔は惚れ惚れするほど美しく家康の気に入りなのだが、なまじ貌の造作が整っている分だけこういう時は迫力があるのだ。美人は怒ると夜叉になる、というがまさにそのとおり。
そして今、家康の眼前にその〈夜叉〉がいた。
「もしかして怒っているの、か?独眼竜」
「そう見えてンならそうだろうよ」
文机の上にどんと片脚を乗せ、凄味のある笑みを浮かべている。
当人は全く頓着していないが、文机に脚を乗せている所為で着物の裾を割ってすらりと伸びた生脚がチラチラと垣間見える。まるで誘っているかのような肌の白さを前に目線がそちらにばかり吸い寄せられるが、生唾を呑むだけで家康は必死に耐えた。
下手に手を伸ばそうものなら、竜の怒りを買うことは間違いない。生殺しだろうが目の毒だろうが、必死に耐える。
「テメエは俺のモンだって…確か言ったよなァ、家康?」
「あ、ああ…」
眼前の迫力に気圧されたまま、家康はこくこくと肯いた。
お前は俺のものだ。それは嘗て眼前で凄味を見せている家康の竜───伊達政宗が家康に向かって言い放った言葉だ。
尤も、政宗が家康を欲する前に家康の方から「お前の総てが欲しいんだ」と政宗に懇願していて、政宗のこの言葉はそれを受けてのものだ。
望みどおりお前のモノになってやる。だからお前も俺のモノになれ───互いの想いに繋がれるという意味で交わされた言葉だった。
それゆえ政宗は家康のものであるし、家康は政宗のものなのだ。
確かに間違いではない。
「Ok,わかってんなら………その包帯は何だ?」
激情が一転、六爪を自在に操る手で家康の頤を容赦なく掴んで上向かせた政宗が、眦を吊り上げて低く問うた。
政宗の不機嫌の原因は家康の左眼を覆う包帯らしい。「あー…」と生返事をして右眼を泳がせた家康は、苦笑を浮かべつつ「ちょっとな…しくじった」と答えた。
「爆弾兵を躱し損ねて、な」
「躱し損ねた、だァ?」
鈍い真似してんじゃねェよと睨まれる。全くそのとおりなので反論の余地もない。はは、と苦笑するしか術のない家康だ。
正確にいえば、爆弾兵が放った爆弾を躱し損ねた、である。その爆発で何らかの破片が左眼に当たったのだ。大袈裟に包帯をぐるぐる巻いてはいるが、怪我自体はたいしたものではない。
「なに、爆発の際に何らかの破片が当たっただけだ。医師も大事ないと言っている。まあ……もう少し位置がずれていたら大変だったらしいけどな」
怪我の程度を看立てた医師がそう言っていたのを軽い口調で付け足す。
それもまた運の強さなのでしょうと手当されながら医師に告げられたのだが、いやいやワシには竜の加護があるからなあと臆面もなく家康が答えると半ば惚気られた恰好の医師は目を丸くしていた。
結果論である。確かに医師の言ったように運の強さがあったのかもしれない。だが、なににせよ深刻になるつもりはなかった。
だが、政宗は違ったらしい。その話を聞くや、今までの凄味はどうしたのか俄かに整った顔を蒼褪めさせた。
きゅっと唇が引き結ばれる。
「…独眼竜?」
「俺のモンなのに、俺の与り知らねェところで勝手にテメエの躰に傷作ってンじゃねェよっ」
「心配…してくれたのか?」
「───ッッ、」
竜の隻眼にサッと朱が走る。心配なんか誰がするかっと散々口では喚くが、態度の方は本当に素直なものだ。
それがまた竜の可愛いところなんだが…とばかりに相好を崩せば、言葉にせずとも伝わったのか、ますます吼えたてられる。
「すまなかった、独眼竜」
宥めるように慎ましく笑った家康は、政宗に向かって両手を伸ばした。それは“此方においで”の合図だ。
“抱きしめさせて”の合図。
意図がわかっているから、殊更政宗も顰めてみせた。
「Shit!抱きしめられりゃあ機嫌を直すとでも思ってんのかよ」
まさか、と首を横に振った。竜がそんな殊勝な性格でないことは、家康がよく知っている。
「俺は…怒ってんだぞ」
「わかっている。ワシのことを心配して…怒ってくれているんだろう?」
「絆されると思ったら大間違いだからな」
「わかっている。だからその…心配させてすまん」
むう、と唸った政宗は渋々といった具合で家康の両手に応えてくれた。だが、強情な竜の心根は硬く、腕の中に落ちてもなかなか機嫌を直してはくれない。
戦において城攻めを何度も経験している家康である。
しかし、一番難しいのが愛しい竜の攻略だ。
「…独眼竜、」


さて、何度ごめんと謝ったら機嫌を直してくれるだろう───?


藻掻いてみたり

何日か前に「2月に向けてぼちぼち原稿を書き始めたよ」と書きましたが、改めてオンリーまでの日数を数えてちょっと青くなってみたり…(苦笑)。
まだまだ先だと思っていたけど、あと1ヶ月なんですね(汗)。

よもやそこまで…

いよいよ…というか、やっぱりというか

出るんです、ね…

パチスロ戦国BASARA。



まあ、どのみちスロはやらないので(苦笑)。
むしろ個人的には乱舞2のホールデビューの方が嬉しいかな。
あちらの政宗様も筆頭に劣らず麗しいんだ!

本日のおしながき

GARDEN:TEXT UNDER 戦国BASARA「理想の男」(小十郎×女政宗)アップ。


年明け一本めのサイト小政更新は…現パロにょた宗さまです。
やんちゃ(?)なご令嬢と心配性なお目付け役。
個人的には楽しく書けたのですが、どうも私のにょた宗さまはにょたらしからぬ…というか、別ににょたにしなくても構わないんじゃね?という代物です(苦笑)。
にょた宗さま設定ということで話自体は健全ですが、一応最下層展示です。

実は今回のお話は、いただいた拍手コメから生まれました。
どうもありがとうございます。
ということで、遅れ馳せながら拍手レスになります。



トラックバックテーマ 第1111回「2011年の目標を漢字一文字で答えて下さい」

新しい年が明けて7日めの今日。
そういえば今年の目標を宣言(苦笑)してなかったなーと今更ながらに思いまして、ちょうどお誂え向きのトラバテーマがあったのでこちらの方で。
なんと、今年初トラバですよ!

そんな訳で、「2011年の目標を漢字一文字で答えて下さい」ですが…。
今年の目標はズバリ

「挑」であります。

挑戦の「挑」、挑むの「挑」。
今年はいろいろなことに挑戦したいし、臆せずに挑んでいきたいのです。
守りに入らず、常に攻撃的(イヤ、もちろんいい意味で)にアグレッシヴに生きたいですね。

2月に向けて、


…ぼちぼち2月に向けて小政を書き始めております。
もう少し時間的余裕(と精神的余裕)があればいいんですけど、案の定年が明けたら入試モード全開になってしまったので(だって来週はもうセンター試験だし…)なかなか書く時間が作れなくて、たぶんきっと2月もコピ本になりそうです(汗)。
2月のオンリーは確かバレンタイン前日でもあるので、せっかくだからそういうお話も書きたいのです。


…という今日現在の希望(苦笑)。

仕事はじめ

今日から仕事始めです。
さすがに正月休み明けなので、まったりと過ごしていますねー。(まだまだ正月ボケなので/苦笑)
仕事始めと同時にまたお昼ご飯の心配もしなければならなくなったんですが(一か所で頼むのも厭きるので弁当屋のローテとか)、どうやら安曇家は暫く弁当を持たされそうです。

母:「おせち料理の残りを弁当のおかずに持ってって!」


…おせち料理の最終処分は、いつもお弁当です(苦笑)。



以下、遅れ馳せながらのコメントレスです。
いつもどうもありがとうございます。

あけましておめでとうございます

GARDEN:家政はじめました記念【家政まつり】「ハツコイ」更新。


あけましておめでとうございます。
新年、サイトでの一本めの更新は家政まつりとなります。
四本めの今日は「家康初恋物語」。(にょ政につきご注意ください)
戦場で恋して以来、家康はずっと政宗に一途です。
きっと愛想尽かしもできないほど大切にしてくれると思います。たぶん鬱陶しいくら、い(苦笑)。
リクエストどうもありがとうございました!

以下、リクいただいた方へお礼をば。

248.甘い空気【戦国BASARA:小政】

思い出したように苦笑を浮かべながら、つと楽しげな声が響く大広間の方角に視線をやった小十郎を訝るように政宗が「どうした?」と声をかけた。
「なんでもありません」
そう答え、後ろ手で静かに障子戸を閉める。そうすることで遮音された其処は、二人だけの世界を構築する。
「さてはあっちにまだ未練があるか?」
「滅相もない。適度なところで中座した方があいつらも清々と呑めるでしょう。せっかくの無礼講だ、気持ち良く呑ませてやらねえと。それに、」
ふふ、と口許を緩ませる。
酒宴を中座するまでにそれなりの酒量を腹に収めている小十郎だったが、酔った様子を少しも匂わせない。しかし常の雰囲気とは違い、今の彼はそこはかとなく色悪の気を滲ませていた。
おそらくそれもまた疑うべくもない彼の本性なのだろう。
そんな小十郎を前にすると政宗はどうにも抗いがたく、無性にゾクゾクするのだ。
「政宗様の申し出を断るほどこの小十郎、野暮にできてませんで」
「Ha!言ってくれるじゃねェか」
小十郎の婀娜な口ぶりに落とされるものか、と強気に返してやる。こんな些細なやり取りひとつから既に二人の色事は始まっているのだ。
一年を締め括る晦日の日。一年の労いを込めて、夜通し盛大な酒宴を催すのが伊達の慣わしとなっている。政宗が音頭をとるこの酒宴は、このときばかりは上下の関係なく皆酒を酌み交わす無礼講となっていた。
政宗は人の心を掴むことに長けている。こうした酒宴も伊達軍が強固な結びつきを育むひとつのツールとなっていた。
もちろん主催者として政宗も酒宴に同席するが、それも初めの頃だけで小十郎を伴ってさっさと中座してしまう。それは小十郎が言うように周りの者たちが清々と呑める──伊達の者がその程度で萎縮するとも思えないが──よう便宜を図ってやるためだが、それ以上に政宗もそして小十郎も二人きりの時間を持ちたいためだった。
どうせ彼らはいつ自分達が中座したかなど覚えていまい。呑んで騒いで───それでいいのだ。
夜が明ければ、大広間に在るのは酔い潰れた伊達の猛者達ばかりだろう。
「河岸変えだ。まずは呑み直そうぜ」
大広間から徳利を何本か持ってきたらしい政宗が小十郎に座るように促した。
「政宗様?いつの間に…」
「Ah~、わざわざ小姓に用意させて此処まで運ばせるのも悪いし、なにより時間が惜しくてな。面倒なんで、あっちから拝借してきた」
ぺろりと舌を出して悪びれずに言う。
奥州筆頭ともあろうお方がなんと手癖の悪い…と、ここは小言を繰るべきだろうかと考えた小十郎だが、そんなことをしてせっかく上機嫌な政宗の機嫌を損ねるのも忍びない。なによりこの雰囲気でそんな野暮な真似をしたくはなかった。
せっかくの政宗の誘いである。まずは双竜水入らずで呑むのも悪くはないだろう。
「今宵は冷えますゆえ、まずは暖を取るのもよろしいでしょうな」
「Oh,小十郎。どうせ夜は長いんだ。そう急くな」
とろりとした口調で政宗に窘められ、小十郎は一本取られたとばかりに「尤もです」と笑って、徳利を傾け政宗が差し出した盃に酒を注いだ。続いて、政宗が手ずから酌を返す。
酒を酌み交わしつつ、そうして暫し他愛のない会話を楽しむ。
「この冬はいつにもまして雪が多いですな」
「この分だと雪解けが遅れるかもしれねェなァ。冬籠りが長いぞ?」
北の地、奥州の冬は厳しくそして長い。
雪に閉ざされたこの地に根付く者達は冬ともなると息を潜めて籠り、長い冬の果てに巡ってくる暖かな春をじっと待つ。それは政宗達も同様だ。
春になれば山々の息吹とともに百姓達は挙って田畑を耕し、政宗のような武人達は戦へと目を向ける。息を潜めて籠る長い冬はまた、彼らにとっては束の間の休息とも言えた。
「長き冬の果てには春が巡って参ります。それまではこの地でゆっくりと御身をお休めください」
「春になれば…再び竜は天に向かって飛翔するぜ?」
「御身はこの小十郎がお護りいたしますゆえ、政宗様はご存分にお駆けくださいませ」
「Ha-ha.さすがは俺の〈右目〉だ。俺の総てはお前に預けるぜ、小十郎」
「御意に、」
不意に。
盃を手にしたまま、ほうと吐息を洩らした政宗が小さく肩を震わせた。殊、政宗に関してはどんな些細なことも見逃さない──なにしろ元傅役であるから筋金入りだ──小十郎である。政宗の身を案じて、すぐに腰を浮かせかけた。
「政宗様?」
No problemと制してから政宗は「今宵は確かに冷える…」と呟いた。
「…ああ、でも奥州の寒い冬は嫌いじゃないぜ?」
政宗の目許に朱が差しているのは酔いの所為か。それとも?

───寄り添う人肌がとても温かく感じられるからな。

酒器を脇に退けた小十郎が膝を進めて政宗との距離を縮める。ふ、と笑った政宗は甘えるように両手を小十郎に向かって伸ばした。
「然様なことを仰るとは…人肌が恋しくなりましたか、政宗様?」
「No,お前の肌が恋しくなった」
「やれやれ…この一年で男をその気にさせる言葉がまた一段と上手くなりましたな」
「Really?そりゃア、手本とするセンセイの仕込みがイイんだろうよ」
「政宗様に悪いコトばかりお教えするとは…とんでもねえ先生だ。この小十郎がきつく叱らねばなりませんな」
「まったくだ。ちィと雷を落としてやれよ、小十郎」
クスクスと笑いながら小十郎が政宗の躰を抱き上げる。襖ひとつ向こうは政宗の寝所だ。
「小十郎、竜の抱き納めに………抱き初めだ。存分に味わえ」
「ありがたき幸せ、」
小十郎の厚みのある広い胸板に鼻先を摺り寄せて甘える政宗を愛しげに抱えて、ふたりは襖ひとつ隔てた向こう側へと姿を消したのだった。

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