人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top

いま宣言しておけばきっと

謹言の時はホントーに新刊出すのがタイムトライアルだったので…、
戦煌!はもう少し余裕をもってやろうと思いました。目指せ、よゆう入稿!
さすがに3か月も時間があれば(戦煌に照準を合わせたので夏コミのサークル参加は早々に諦めたひと)2冊はだせるよなっという意気込みの下にぼちぼちと始めてマス…。


うすっちい「契情~」の補完話と司書ムネを希望。
司書ムネは幸村&佐助、元親の話が入る予定です。
あと美人司書に淡い恋心を抱く中学生関ヶ原組も出したいなあ。




スポンサーサイト

枝豆…orz

今日の農場生産物販売に枝豆があったので「わーい」とばかりに買いに行ったら…

私の前で売り切れってどんな仕打ちですか、神さま…orz
暑い中随分並んだのに…。
今夜は枝豆にビールだ!と思っていたのに…。


なんですかね。
随分昔の夏コミで、私の前で新刊が売り切れた時のことを思い出しマシタ。


メール返信及び発送状況

本日までにご注文いただいた方への返信は完了しています。
未着という方がおりましたら、お手数でもご連絡ください。


また、本日までに入金いただき、13時現在で入金確認(銀行振込、ゆうちょ送金とも)ができた方で「ゆうメール」を選択された方へ、ご注文いただいた本を発送しました。
(発送済の方へは個別にその旨のメールを送信しております。)
お手元に届くまで今しばしお待ちください。
なお、クロネコメールを選択された方への発送は今週末を予定しています。
よろしくお願いします。

お誕生日月間企画開催中

今年もお誕生日月間企画を始めていますが、早速いろいろなリクをいただきまして…本当にどうもありがとうございます!
小政も家政も素敵なリクばかりで、どう仕上げようかと今からワクワクしております(笑)。
ネタ(というか設定)づくりが一番楽しいです。
(この時期一番喜んでいるのは自分かもしれません/苦笑)
引続き来月末までやっておりますので、ぜひ参加してやってくださいませ。

メールの返信状況について

通販のご利用ありがとうございます!
また、併せてメッセージをくださる方、本当にありがとうございます!
業務連絡的なメールしかお返しできない現状ではありますが、ありがたく読ませていただいております。

さて、メールの返信状況です。
順次メールを返信しておりますが、現在
本日14時までに頂いたメールへの返信が完了しています。
未着という方がおりましたら、お手数でもご連絡ください。

恐惶謹言十二鼓新刊、自家通販開始しました

お待たせしました。
先日こちらでもお知らせしましたが、本日から7月10日22:30まで自家通販の受付をいたします。
今回通販可能な本は、

・契情の檻(恐惶謹言新刊:小政)
・小政100%(スパコミ新刊:小政)
・Fall in -完全版-(スパコミ新刊:家政)

の3点となります。
通販分の在庫の関係で、場合によっては期日を待たずに自家通販を終了することもありますが、その際はご容赦ください。

発送状況については、こちらのカテゴリーで随時お知らせします。
それでは至らぬ点だらけかもしれませんが、ご利用お待ちしております。
(サイトトップページ、「通販受付中」のバナーから通販ページに飛べます)

209.鏡の端っこ【戦国BASARA:三政】

(可哀想なヤツ…)
たぶん一歩間違えれば己も同じ道を辿っていたのだろうと思う。
絶対的な信頼を寄せる、唯一の〈世界〉を喪ったら―――きっと己を構成する全てが崩壊する。己もそういう〈モノ〉があるからわかる。
(コイツは―――石田は俺の鏡かもしれねェ…)
政宗は思った。石田三成は己の鏡かもしれない。一歩間違えれば自身も辿っていた姿。けれど、政宗は踏み止まって此方にいる。
可哀想な、ともう一度思いかけて政宗は小さく舌打ちした。三成が鏡であるならば、かける憐憫は自身へと撥ね返る。つまり、それは自身を憐れむことと同じだ。誇り高き竜はそれを潔しとはしない。
カシャンと甲冑が音をたてた。三成との間合いを半歩だけ詰める。程度の違いはあれ、互いに手負いだ。本当は躰を動かすのだって辛い。
「アンタ、仮に関ヶ原で家康を斃せたとして…その先どうするつもりだったんだ?」
政宗は家康に与する人間である。そんな己が口にするべき問いではないということはわかっているが、それでも問わずにはいられなかった。
憎む相手を斃したとしても、唯一の〈世界〉はその手に戻らない。裡にぽっかりと開いてしまった穴はどんなことをしても塞がらない。
「……………、」
答えはない。ただ、ギラギラとした眼だけが政宗を見据えている。
(Ha!つくづく似たモン同士だな。厭になるくれェに)
もう半歩間合いを詰める。
「斃せた事実に満足して死ぬか?」
「貴様…、何が言いたい」
「天下がアンタの手に落ちなかっただけ良かったって言いたいのさ。結局アンタはアンタの復讐が完結すりゃあそれで満足なんだろう?残った世界なんざどうだって構わねェ。アンタの〈世界〉はもうとっくにねェんだからな」
「なぜだ。なぜ私を殺さない。生きて無様を晒すなど私は許さない…!」
「そいつが手前勝手っていうんだぜ?アンタは日ノ本を二分する合戦を引き起こした首謀者の片割れとして、この先を見届ける責がある。勝手に退場するのはそれこそ許さねェ。You see?」
「―――っ、」
「それに、」
と口を開きかけた政宗は、そこで小さく嘆息した。
馬鹿なことをしでかそうとしている自覚はある。家康と―――何より己が右目にどう言い訳するか、家康はともかく小十郎はさぞ苦虫を噛み潰した顔をするに違いないと思いつつ、自身がこれからとろうとする行動の理由を考える。
(犬猫と同じノリで拾ってどうするのですっ!って説教されるかもな。ま、説教で済めばいいが)
政宗がまだ幼名で呼ばれていた時分、弱った動物を拾っては小十郎を困らせていた。あの時と感覚的には同じかもしれない。
なるほど弱った動物か、と苦く笑う。
政宗は弱ったものを見過ごせる性質ではない。それを人は『優しい』というけれど。
「それにアンタを見ていると、俺を見ているようでな。認めたくはねェが、似ていやがるんだよ。―――なあ、石田」
三成に向かって手を差し伸べる。その行為に三成がぎょっとした表情を浮かべた。それはそうだろう。敵方の将が手を差し伸べたのだ。それも絆を掲げる家康ではなく独眼竜が、である。
「………何の真似だ」
「俺がアンタの〈世界〉になってやる」
「何を愚かなッ。貴様如きが秀吉様に及ぶものか、驕るな!矮小な小蛇風情が」
「その矮小な小蛇風情の俺がアンタの生殺与奪を握ってるんだぜ?」
噛み付く気力は残っているらしい。
そして、自身の〈世界〉が豊臣秀吉であることを石田は頭から認めている。
上等だ。
「アンタは良くも悪くも〈捧げる対象〉がねェと生きられねェんだ。たぶん家康は早くからそれを見抜いていて…危惧していたんだろうな、アンタの友として」
「―――っ、」
「生憎俺には、俺に全部を捧げてくれる右目がいるが…アンタを請け負うことくれェはできる」
「勝手なことをほざくなぁぁぁっ」
「石田、」
「勝手なことを…私は、私は認めない!」
きっとそう言うだろうと思っていた。本当に厭なるくらい似ている相手だ。己が逆の立場でもそう吐き捨てるだろう。
だが、政宗は決めたのだ。

―――空っぽになったアンタの〈世界〉、俺がその先を見せてやる。

自家通販のお知らせ

お待たせしております自家通販ですが、6月23日より開始します。
7月10日22:30ごろまで行う予定ですので、ご利用いただければと思います。
(通販分在庫の関係で7月10日を待たずに終了することも考えられますが、ご容赦ください。)
通販可能は

「契情の檻」:小政、恐惶謹言十二鼓新刊
「小政100%」:小政、スパコミ新刊
「Fall in -完全版-」:家政、スパコミ新刊

の3点です。
よろしくお願いします。

三連敗

ポッ缶がないないと毎日さめざめしてるんですが、結構みんな持ってるんですよねー。←謹言でいっぱい見た。
西のお友達がフツーにあったよって言うんですが、関東にはポッカの自販機が少なすぎる…。
そして、同じ関東でも南と北ではまた更に違うんだ…(泣)。

そんな訳で。
自販機自販機…と探していたら、新橋で発見。
しかーし。レッツチャレンジしてみたら、ただのオッサン缶が出てきまし、たorz
実はうちの近所の自販機にもオリジナルが置いてあったらしく(灯台下暗し…)、ここでもレッツチャレンジしたらただのオッサン缶…。
目下、二連敗ですorz
いやいや、月曜日にも別のところでオッサン缶を引き当てたから三連敗だ…。
以前GACKT缶を引き当てた自販機がまだあったので、験担ぎじゃないですけど今度遠征してきます!
というか、よくよく調べたらポッカの自販機が三か所も見つかったんだ!


ドラマ化

BASARAの実写ドラマ化の話を聞いて、正直「はい?」という心境。
更に上総介さまががくっちだということで、二重に「はい?」(苦笑)。
…そうか、あのカッコをするのか。
(どうも大河の謙信さまのイメージが強いからなー。)
筆頭の林遣都もどうかなー、ちょっと線が弱いかなとも思うし、こじゅの徳山秀典も今イチぴんとこないんだよなー。(というか、2.5次元の配役は舞台でイメージついちゃってるから。)
殺陣もどうなんだろうなあ。

ドラマ化は楽しみなような気もするけど、舞台だけでもいいなーという気もするし。
そもそも。原作ものの、しかも実写ドラマ化って既にイメージができあがっている分、怖いと思うんですよねえ。
CGも含めて残念なことにならなきゃいいけど…。



とりあえずBS-TBSは9月からっていうので、録画して見てみよう。←もはや怖いもの見たさというか。

謹言お疲れさまでした!

謹言お疲れさまでした。
昨日のビックサイトはおもちゃショーがあったり、某アパレルメーカーのお得意様販売みたいなのがあったりでエライ混雑でしたが。(ちびっこに目を向けられるとなんとも居た堪れない…。/苦笑)
隣の隣、4ホールでは研修医の合同病院説明会をやっていて、更に居た堪れない…(苦笑)。


それはさておき。
スペースにお立ち寄りくださった方、拙本をお手に取ってくださった方、本当にありがとうございます。
お声をかけていただいたり、お話させていただいたり…とてもうれしかったです。
また、差し入れなどなど、どうもありがとうございました!
美味しくいただきました。

さて、在庫状況です。
小政既刊の「小悪魔ヘヴン」と「わすれなぐさ~forget me not~(第二版)」は今回のイベントで完売しました。
どうもありがとうございました。
家政既刊の「Fall in -完全版-」は在庫僅少です。
スパコミ小政新刊の「小政100%」(第二版)は在庫少、謹言小政新刊の「契情の檻」は在庫に余裕があります。
自家通販は「契情の檻」、「小政100%」、在庫僅かですが「Fall in」で承ります。
自家通販ページは今週末あたりに開通予定。
もう暫くお待ちください。

次のイベント参加は9月の戦煌!を予定しています。
新刊は司書ムネか四十路小十郎ふたたびを予定。
余裕があれば「契情~」のその後の二人みたいなお話も書きたいな思うのです。
更に余裕があれば家政…。

あと11月4日に仙台コミケで伊達政宗オンリーがあるのでちょっとどうしよう的な…。
(その次の週は謹言なんだよな)



東軍弁当

お昼に買った(というか買ってきてもらった)東軍弁当。
自スペで食べるのはどうにも…なので、帰りの新幹線で食べました。
美味かった!

恐惶謹言十二鼓 発行物

恐惶謹言十二鼓が終わるまでこの記事がトップです。


6月17日恐惶謹言十二鼓
東6ホール U-55 THE GARDEN OF SINNERS


6月17日開催恐惶謹言十二鼓の新刊は、小政です。
毎回のことで申し訳ありませんが、開場後1時間程度買い物等で本人は留守にする予定です。
お手数でも小銭をご用意いただけると大変助かります。
当サークル発行物(一部を除く)はR18となっておりますので、18歳(高校生含む)以下の方は閲覧、ご購入をご遠慮ください。
また、身分証明書等のご提示により年齢確認をさせていただく場合があります。
申し訳ありませんがその旨ご了解いただき、ご協力くださいますようお願いいたします。


【発行物】
●新刊
契情の檻(R18) 小政
52P/A5/500円
平成24年6月17日発行


遊郭パロ。用心棒小十郎×太夫政宗。
花街一老舗の遊郭に用心棒として腕を買われた小十郎は、高額な花代を積んでも一夜の夢を買いたいと客から望まれる隻眼の太夫と出逢う。
度々命を狙われる太夫の用心棒として宛がわれた小十郎を太夫は当初「用心棒など要らぬ」と頑なに拒んでいたが、次第に心を許し惹かれ合うようになる。
想いを繋ぐことが叶った夜、皮肉にも太夫の過去と小十郎の過去が一本の線に繋がった。
太夫の身を苦海に沈めた元凶は小十郎自身だったのだ―――。

サンプルは折り畳んでいます。


●既刊
小政100%(R18) 98P/A5/1,000円【小政】 ※再版しました。
わすれなぐさ~forget me not~(R18) 80P/A5/700円【小政】在庫僅少
小悪魔ヘヴン(R18) 26P/A5/300円【小政】在庫僅少
Fall in-完全版- (R18) 44P/A5/400円【家政】在庫僅少

よろしくお願いします

謹言前日です!
お買い物リストも作ったし、買う気が漲っております!
たくさん買うぞー!!!
(そして月曜日は休暇を捩じ込んだので、読みまくるぞー!!!)
そんな感じで開始後1時間ほどは糸が切れた凧の如く小政狩りに出かけていると思います。すいません。
以降はスペースでまったりしていると思いますので、よろしければ遊びにきてくださいませ。
小政話・家政話でも振っていただけたら全力で飛びつきます(笑)。
また、今回の新刊はいつもより多めに作ったので、あとからのんびり来ていただいても大丈夫ですよ。



明日の謹言はお食事処も出店するそうで。
東軍弁当とか買いたい。
伊達のSO COOLサイダーって…(笑)。
あと酒合戦も出店するそうなので、毎度のように買って帰ろうと思います。
(財布に余裕があるだろーか…。)


111.これも貴方の計画だった?【戦国BASARA:小政+孫市】

ギリギリと唇を噛み締めた。
あの女が政宗の傍にいる時は、胸の裡は嵐のように吹き荒れていて感情を抑えるのにひどく難儀する。政宗が自分達二人の間にあった遣り取りを知らぬのをいいことに、おそらく此方の反応を窺って楽しんでいるのだろう。
嫉妬心を剝き出しにすればするほどあの女の思うつぼだとわかっているが、小十郎とて男である。己が最も大切にしている人に色目を使われて、心穏やかにいられる筈はない。叶うことならば、己以外の誰にも見られぬよう何処かに閉じ込めてしまいたいとさえ思っているほど―――昨今の小十郎は思考的に重症なのである。
それもこれもあの女が―――雑賀孫市が掻き乱した所為だ。
「政宗様、」
当初、雑賀衆との商談で表に立っていたのは小十郎だった。ところが、ある時から――孫市に『政宗を貰う』と告げられてからだ――商談自体政宗と孫市のトップ同士で行われている。頻繁に孫市が政宗の許にやってきては人払いをした部屋で、二人で長時間行っているのだ。勿論、竜の右目である小十郎とてその場に同席することは叶わない。それもまた彼らの意向だからだ。
当然小十郎としては気が気ではない。
ある意味孫市の存在があって情を交わすことができた二人ではあるけれども、いつ横から攫われるとも限らないのだ。孫市には初めから〈女〉という強みがあるから。
完璧に感情を抑えきっている小十郎とはいえど、商談と称して孫市が訪れた日はどうしても揺らぎを生じてしまう。それゆえにこうして政宗を抱きしめることで心の均衡を保とうとしていた。
「ん?どうした、小十郎」
とろりと笑んで両手で小十郎の頬を手挟み、背伸びをして唇を合わせてくる。いつも思うが彼の唇は甘露のようだ。
「政宗様、お慕いしております」
なんの衒いもなく彼の前で想いを吐露することができるようになったのは、そうしなければ奪われてしまうという危機感からだ。或いは独占欲が言葉という形になって現れたからかもしれない。
「小十郎…」
うん、と政宗は嬉しそうな表情をする。この腕に囲う存在を全ての障害から護りたいと思う。
そういえば、あの女は帰り際にあろうことか政宗の頬に口づけていた。彼女は小十郎の存在に気付いていたようなので、あれは自分に見せつけるための―――牽制ではないだろうか。
(このひとを暴いていいのは俺だけだ。誰にも渡さねえ)
細腰に回した腕に力を入れて引き寄せる。そうすると互いの密着が強くなる。政宗が僅かに戸惑う素振りを見せたのは、密着したことで滾る熱が伝わったからかもしれない。見れば、ほんのりと頬を紅潮させていた。
小十郎は彼の唇を食み、それから孫市が口づけた頬へと唇を寄せた。
「政宗様、」
低く囁く。
「御身を易々と他人に触れさせないでください」
ぱちりと彼の左眼が瞬いた。Why?と怪訝そうに言葉が紡がれる。
「……………小十郎の気が狂いそうです」
貴方は俺のものでしょう?と耳許で掻き口説いた。
「小十郎も男です。俺のものである貴方が俺以外に触れられるのを許せるとお思いか?」
「Oh,」
小十郎の告白に驚いたのか。政宗の左眼が大きく見開かれた。
だが、すぐに細められる。
「Ha-ha,お前って存外独占欲が強いんだな。こんなに近くにいたのにちっとも知らなかったぜ」
「独占欲も強いし、嫉妬深いですよ小十郎は。悪い男に惚れたと思って諦めてください」
「別に悪くねェよ。むしろ上等だ」
首に両腕を巻き付かせた政宗は小十郎に口づけをせがむ。望まれるがままに施すと、もっともっとと更にせがまれた。
「小十郎」
「はい?」
「お前…三代目になに言われた?」
孫市に何を言われたと問われて、素直に言えるものでもない。あれで嫉妬心と危機感を煽られたなど、小十郎の沽券に拘わる。
だから。
口づけで誤魔化してやった。
その後。
答えをはぐらかされたと言って唇を尖らせて思いっきり拗ねる政宗は大層可愛らしかったのだが、小十郎がその機嫌を直すために相当労力を要したことは言うまでもない。

111.これも貴方の計画だった?【戦国BASARA:小政+孫市】

二人分の茶を運んできた小姓が一礼をして下がったのを機に、政宗は客人の許へにじり寄った。部屋は政宗と客人以外に余人はいない。間を詰めて顔を近づければ、密談の体を為す。
客人は雑賀孫市である。先日、商談相手に茶の一杯も出さないのかと皮肉られたからではないが、今日はちゃんと茶を出した。独眼竜は礼儀も知らぬ、などと吹聴されても困る。尤も、孫市がそんな人間ではないということぐらいわかっているが。
「なあ、三代目」
別に声を潜めることもないのだが、なんとなく政宗は声を潜めてしまった。茶を啜った彼女は、目顔で「何だ?」と答える。
「なあ、小十郎の奴にどんなmagicを使ったんだ」
「Magic、とは?」
孫市は政宗の南蛮言葉を正しく理解できる数少ない一人である。当然、今も正しく理解しての応えだ。しれっと訊き返しているが、間違いなく政宗の意図を汲んでいる。なかなか喰えない女だ。
「だから………っ」
どう言っていいものか、政宗は言葉に詰まった。明け透けに“小十郎と情を交わす仲となりました”などと報告するのも如何なものか。
上手く言葉を選べずに、結果として「うー」とか「あー」とかはっきりしない物言いになる政宗だったが、そんな彼も孫市の眼には単に“恥じらっている”としか映っていない。政宗自身気付いていないが、かつての傅役である右目の教育の賜か、ある意味純粋培養で育っているところがある。奔放なようでいて色事には奥手だった。
「だから小十郎が…その、」
相手に対する想いを抱えきれなくなって、先に告白したのは政宗の方だった。主と従。立場も背負うものも違いすぎる。堅物の小十郎は右目の立場を生涯貫くと答えて、当然の如く政宗の想いを受け止めることを拒んだ。無論、主君という立場を利用して命じれば小十郎のことである。そのように振る舞ってくれるだろう。だが、それは結局紛い物に過ぎない。命じて受け入れられる想いなど、自分が惨めなだけだ。
次第に心の均衡を崩してゆく政宗を案じてくれたか――それともまとまりかけの商談が破談になっては困ると思ったか――孫市が一つの案を提示した。
案、といっても具体的なものではない。小十郎の真意を探ってやるからお前達の仲を預からせろ、というものだった。無論、彼女がどんな手段を以てして小十郎の真意を探るのか、政宗は知らされなかった。あの時の政宗はそれでも構わないから、と心境的に縋ったのだ。
お蔭で改めて想いを受け止めてもらい、相愛となって今に至っているのだけれど。
「わざわざ種明かしをする必要があるのか?」
す、と孫市の双眸が細められる。
「だって知りてェじゃねェか。アイツの良識を覆したんだぜ?俺が意を決してコクった時は拒んだクセに」
「フン。それがあの男の本心ではなかった、というだけのことだろう。良かったじゃないか」
「まあ、な」
良かったな、などと孫市に祝福されて、政宗は照れ臭そうに笑った。


“人よ恋せよ”が口癖みたいな前田慶次ならば、飛び上がって喜ぶことだろう。照れ臭そうに笑う政宗を見ながら孫市は思った。
終始いい顔をしている。きっと仲が上手くいっているのだろう。
(結構なことだ)
口許を綻ばせる。
「三代目?」
「いや…、」
孫市は頻繁に政宗の許を訪れている。武器の売買で伊達家と商談を進めているということもあるが、双竜の仲が気になっていたからだ。右目を焚き付けたはいいが、あらぬ方向に迷走した挙げ句壊れてしまっては元も子もない。万が一そんなことになれば、その時は焚き付けた側として相応の責任を取るつもりではいたが、この分だとそれも無用となりそうである。
(それにしても、)
何をどう勘違いているのかは知らないが、ここ最近の伊達の男どもの狼狽えぶりはどうだろう。あまりに孫市が頻繁に政宗の許を訪れ、更には商談と称して人払いをしているから――それは別段なんの意図もない。ただ当人同士で話を纏めた方が早いからだ――いろいろと勘繰りたくなるのかもしれない。
特に顕著なのが右目だ。
孫市が焚き付けた所為もあるだろうが、今も人払いしたこの部屋を視界に収められる程度離れた位置でまるで熊のようにウロウロしている。孫市も政宗と同様、他人の気配に鋭いので、実際その光景を目にせずとも気配でわかるというものだ。
結んだばかりの赤い糸の片方を持つ身としては気が気でないのだろう。しかし、あの強面で熊の如くウロウロと行ったり来たりされては鬱陶しくて堪らない。
ああ見えて、あの男はなかなかに独占欲が強い。なにしろ目の前の竜が弱き仔竜だった時分から想いを抑えて傍に居続けたのだ。その年季が違う。
また面白いのが政宗だ。
例えばこうして人払いをして二人でいても、全く警戒心を抱いていない。警戒心を抱くどころか、右目にあらぬ誤解を与えかねないということに全く思い至っていないのだ。その無防備さが益々右目の不安を煽っているのだろう。右目が招いたこととはいえ、純粋培養にも困ったものである。
孫市は呆れたように小さく嘆息してみせた。
「さて、今日はこの辺で帰ろう。所望の品についてはすぐに手配させる」
障子戸を引けば、表の爽やかな空気が流れ込んでくる。ついと視線を投げれば、案の定、この部屋からそう離れていない位置に右目がいた。眼が合うと途端に苦虫を噛み潰した表情を浮かべたので、不安を煽るのを承知でフフンと鼻先で笑ってみせた。
「Thanks」
南蛮言葉で感謝の意を伝えた政宗は柔らかな笑顔を作る。それがあまりに無防備なので、孫市に少しばかり悪戯心が沸き起こった。
「伊達、」
An?と首を傾げる彼に向かって手招きをする。素直に寄ってきたところでその頬に軽くキスしてやった。
「――――――っ!?」
キスをされた頬を押さえて反射的に「なにをしやがる!」と大声を上げた彼に双眸を細め。
「駄賃代わりだ。別に減るものでもあるまい?」
「そ、そりゃあそうだけど…」
離れた位置で放つ右目の気配の色が変わる。
これはあの男の反応が面白そうだ、と孫市は内心ほくそ笑んだのだった。


煮え切らんっ!

昨日のW杯アジア最終予選のあの煮え切らなさといったら…。
あんな終わり方もありなんだーと正直思ってしまった(苦笑)。←いや、ありえんだろ。
まあ、ピッチの悪さとジャッジの低さと…あの状況下で最低限の勝ち点1を取ったことだけでも御の字だろうな。

とにかく、昨日は川島と本田に感謝。



しかし、何度見てもウッチーのあれはイエローじゃないと…。
素人目でもはっきりそう思うのに、主審はどうしてあれをイエローにする?!

都市伝説…

例のポッカのBASARA缶がですね、どこにも見当たらないんですね。
というかね、そもそもポッカの自販機自体どこにも見当たんねーっっ!という事態。
(コンビニもスーパーもコカコーラとかサントリーしか並んでないよ。職場内のコンビニなんかジョージアしかないよっっ!)
みんな言ってるけど、あれはもう既に都市伝説の域ですね。


…そういえば、GACKT缶を手に入れた時もあちこち走り回った末に漸く見つけた自販機でゲットしたんだった…(遠い目)。あそこの自販機まだポッカだろーか。
いっそ全缶セットを頼めばいいんでしょうが…ブラック無糖派の人間なので、あんな量いらないんだーっ!
(でも、本気で悩みだしてる今日この頃。)
ちなみに。
大好き密林にもありました。30缶1箱。
注意書きに「全種類入っているわけではありません」って書いてたけど…。


ガムの方は発売当日に買えました。
仕事帰りに家の近所のサンクスで買ったんですが、双竜ファイルあと2枚!のところでした。アブネー(汗)。

だから、ホントにポッカはどこにあるの…。

お誕生日月間企画2012はじめます

企画ページ「お誕生日月間企画2012」開設。



今年も「お誕生日月間企画」の季節となりました。
今年は『祭り』と銘打って、『小政まつり』と『家政まつり』の2本立てです。
小政、家政のどちらか(或いはどちらも)でリクエストをお受けしたいと思っています。
リクエストは『小政まつり』、『家政まつり』どちらかの場合はそれぞれ2本まで、両方のまつりをという方は最大4本までお受けします。
最下層モノは企画ものなのでごめんなさいなんですが(女政宗は可)、どんなリクに対しても「どーんと来い!」という意気込みですので(修行の意味もあるので)、どうぞお気軽にお申し出くださいね。

謹言発行物について更新しました

恐惶謹言十二鼓の発行物について更新しました。
謹言当日まで記事がトップにくるようにしています。
新刊は小政です。家政はありません。
スパコミから間が1か月という状況だったので、足掻いても1冊が限界でした…orz

今回の新刊は(なんちゃって)遊郭パロです。
4/28の記事で派生ネタで365題を書きましたが、概ねそういう世界観です。
それぞれ苦しんだり悩んだりしていますが、きちんとハッピーエンドです。
また、スパコミで売り切れてしまった「小政100%」ですが再版しました。当日持参します。
既刊については、家政を含めて在庫分を全て持参予定です。


イベント後、自家通販をする予定です。
自家通販の時期については、また後日お知らせします。

お誕生日月間リク更新

お誕生日月間リクエスト「アンコントロール」(小政)アップ。


お誕生日月間リク2011最後の作品になります。
リク内容は「相愛なのに自分の心を偽って政宗からの告白を拒否するが、誰かに慰められて求愛されている政宗を見て自分の心を偽れなくなる小十郎」。
立場ゆえに己の心を偽る小十郎が、誰かに政宗を奪われるかもしれないという危機感を抱いて、自身の心を偽れなくなる―――というものです。
求愛相手は伊達軍の人間以外で、ということでしたので孫市姐さんに一役買ってもらいました。
(孫市が相手というのは結構早くから決めていました。)
もうとっとと素直になっちゃえよ!という感じですが、悶々とした過程を辿るのもまた楽しいものです。
リクエスト、どうもありがとうございました!


ということで、いただいたリクエストの11作品全て消化することができました。
お付き合いどうもありがとうございました。
全消化したところで、そう間を置かずに2012のお知らせをしたいと考えています。
2012は「小政まつり」と「家政まつり」の2本立てで推して参ろうかなーと思っています。


以下、リクエストいただいた方へお礼をば。



ありがとうございました!

原稿で絶賛修羅ばっている間も変わらぬぱちぱちをありがとうございました!
原稿中は拍手が本当に心の支えでした。
綱渡りは心臓に悪いと思いつつ…なかなか余裕を持った原稿スケジュールができませんで(苦笑)。
まあ、無事に入稿できたのでよしとしましょう!←という繰り返し。

以下、どうもありがとうございます。
原稿中にいただいた分も含めて(こちらは遅れて申し訳ないです)、拍手レスです。


GT-Rをつくろう!

昨年鼻息荒く途中まで(震災直後くらいまで)頑張っていた甲冑をつくろう!プロジェクトですが。
薄々お察しのことと思います、20号弱のところまできて見事に挫折しまし、たorz
現在、私の部屋には超中途半端な甲冑が置かれています。
置かれているというか……パーツパーツが転がっている?
組み立てられればいいんですけど、片方の袖とか、草摺とかホントに部分部分なので。

そんな挫折の2011年を経て。
現在、愛するGT-Rを作っています。>父と共同作業。
本物の1/8モデルなんだー。人間も1/8になれば、乗ることはできるんだー(?)。
私が一番乗りたい車。
高くて買えないから、せめて1/8モデルを…という次第です。

前回の失敗を教訓に定期購読をしているので、買いっぱぐれることはありません。
ついでに今回は車だし、「一緒にぷち栃木工場で働きませんか?」と父も巻き込んでみた(苦笑)。

そんな訳で、毎週ぷち栃木工場を開いてます。
そして私より父の方が嬉々としてやっている状況。←ホンモノつくってた人だからなー。
ちなみに現在、エンジン回りとリアタイヤが完成。(結構デカい)
ボディがこないので、パーツばかりが増えています。そろそろ置き場に困ってきた。


工場長、どうしましょう。これではラインが動きません…。


お久しぶりです

サイトが暫く放置状態でした(汗)。
原稿も終わったので、ぼちぼちサイトの更新を始めようかと思います。
ラスト一本になっているお誕生日月間リクを片付けないと!ということで、今絶賛執筆中。
(もう少しお待ちくださいね。)

書き上げたら、今年のお誕生日月間企画を立ち上げる予定です。

6/17謹言について

6/17の恐惶謹言ですが、スペNO.が確定しました。


「THE GARDEN OF SINNERS」U55になります。
当日は小政の新刊があります。
(小政で真っ白に燃え尽きまし、た…。)


謹言新刊表紙



入稿も済ませました。
こんな表紙の(なんちゃって)遊郭ものです。
詳細はまた後日お知らせしますが、とり急ぎ。

なんとか

印刷所に予約を入れたし………原稿もどうにかなりそうなので浮上してきました(苦笑)。
今、本文を校正中です。
この土日で表紙をなんとかする予定。
超マジヤベェな雰囲気でしたが(5/23時点)、いやなんとかなるもんだ。



とりあえず謹言の小政新刊は遊郭パロです。
ご都合主義万歳の突っ込みどころ満載な似非遊郭物語ですが(苦笑)。





プロフィール

安曇

  • Author:安曇
  • 今日も元気に生きてます。
カレンダー(月別)
05 ≪│2012/06│≫ 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ちびギャラリー
 

presented by.●○紅羽のTWぶろぐ○●
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。