人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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深く抉る【戦国BASARA:小政】

「政宗様、やはり此方におられましたか」
「よォ、小十郎」
襷がけの政宗がこちらを振り返り、小皿を片手に小十郎を出迎える。
成実が捜しておりましたよ、と小十郎が告げると、彼は笑って『好きなだけ捜していればいいさ』と従弟に対してあんまりなことを云った。
此処は政宗専用の台所である。この領域へ立入りを許されているのは火急の時を除けば小十郎だけだから、どちらにせよ可哀想な成実は今暫くは政宗を捜し続けなければならないだろう。
「Good timingだ。ちィと味見をしてくれ」
手にした小皿に竈の火で時間をかけて煮込んだ汁を少量入れて小十郎に差し出す。
「自信作だぜ?」
早く褒めてもらいたいと小さな子供のように左の瞳を輝かせる政宗から小皿を受け取った小十郎は、「では…」とひと言断って。
「ちょっ、テメ…違うだ、ろっ」
味見るのはそっちじゃねェっ!
「おや?然様でしたか」
ぺろり、と唇を舐めた後で、しれっと云ってのける。
「仰るとおり、大層美味しゅうございましたよ?」
「テメ…っ、性質の悪ィ真似しやがっ、て」
顔を真っ赤にした政宗は、腹立ちまぎれに小十郎の脛を蹴飛ばした。



お題配付元:capriccioさま
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