人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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日常までがイルミネーション【戦国BASARA:家康×(女)政宗】

せっかくのクリスマスシーズンなので、下で「わー、いいなあ」と言っていたクリスマスお題に挑戦。
「クリスマスのための二十四題」ということで、文字どおり24あるんですが…たぶんアドベントカレンダーはムリです(苦笑)。毎日更新はムリ…。
ですが、意気込みは「それができるくらい!」ということで挑戦してみたいと思います。
小政と家政と…あとは「彼烈火」の方で成政ができればいいかな、という感じです。
お題がお題なので、戦国よりも現パロの方が多いかもしれません。
ということで。
とりあえず、本日の更新。
本日は家政です。
「何度でも~」、「無邪気と言う~」のにょた宗さま話が好評でしたので、今回もその設定となります。
もちろん、このままでは終わりません(苦笑)。



12月に入った途端、街中がクリスマス仕様である。キラキラしたイルミネーションが溢れ、誰も彼もが浮かれ気分のように見えるのは気の所為か。
―――いやいや、気の所為ではあるまい。かく言う自分も浮かれまくっているのだから。
クリスマスソングが街中で流れるようになった、12月のある日曜日。
暇だったらちょっと付き合え、と家康は政宗に呼び出された。
家康と政宗は家同士の約定で決められた許婚同士である。とはいっても、互いにまだ高校生ということもあって時期尚早――と主張しているのは主に政宗の家族であるが――ということで、正式な婚約は保留されている。つまりは、口約束の域から脱していないというなんとも不安定な許婚同士なのだ。
更に、二人には戦国武将としてともに時代を駆け抜けた前世の記憶があった。前世の二人は同性でありながら契りを結び、来世もともに在ろうと誓った。その誓いが今生果たされたのだ。
まさに〈運命の相手〉として。
そんな関係である政宗からの呼び出しである。しかも、「付き合え」ときた。家康的に解釈すればデートのお誘いである。これが浮かれずにいられようか。
約束した時間ぴったりに――このあたりは几帳面な性格が表れている――待ち合わせ場所に現れた私服姿の政宗は、家康の眼を楽しませた。
(やはりワシの竜は何を着ても似合うな)
うんうんと心の中で肯く家康の頬が知らず弛む。見慣れた制服姿も可愛いが、今日の私服姿も政宗の細腰を強調していて、また格別だ。鞭のようにしなやかなラインを描く細腰から小ぶりな桃尻、続くすらりと伸びた美脚―――堪らなく家康の心を擽る。
「何処にでもお前の行きたいところに付き合うぞ」
「Ok,実は買い物してェんだ。ひとりでするよりも連れがいた方が楽しいと思ってな」
にこりと笑われては“うんうん、買い物だろうとなんだろうと付き合うぞ!”という心境になる。
クリスマスソングが流れる街の中、連れ立って歩く自分達は周囲の目にどう映っているだろう。恋人のように――のように、ではなく実際ちゃんと〈恋人〉なのだけれど――映っているだろうか。
他愛もない話に興じながら、暫くウィンドーショッピングを楽しむ。
政宗の好奇心旺盛な性格は嘗てと少しも変わらないようで、家康の袖を引っ張って立ち止まっては覗き込んだ。くるくる変わる表情がとても可愛い。
「それで。買い物というからには何か欲しいものがあるんじゃないのか?」
「ああ、あるぜ」
流れるクリスマスソングに合わせて鼻歌を歌う政宗に手を引かれるまま訪れたピンクを基調にしたいかにも女子が好みそうな可愛らしいショップ―――。
「――――――あの、な。独眼竜………そ、の」
欲しいものってここに売っているのか?と口にして問うのも何なので、代わりに眼で問うと、政宗はこれまたにこりと笑って「Yeah!」と答えた。
「お前、欲しいものって………」
「An?」
可愛らしく小首を傾げた後、政宗は笑顔で「勝負パンツだ」ときっぱり――男らしく――答えたのだった。
政宗に恥じらいは全くない。今生の政宗は他人から見れば少々〈男勝り〉が過ぎるという範疇なのかもしれないが、〈男勝り〉などではなくまさに〈男〉なのである。その感覚が。
前世の記憶があるがゆえに政宗自身の意識は違和がない。だからこそ恥じらいも持たないのだろう。
「は、ははは…」
ほら、いくぜと腕を引く政宗だが、さすがの家康も堂々とランジェリーショップに入るのは気が引ける。躊躇って及び腰でいると、政宗に「早くしろっ!」と急かされてしまった。
政宗にその自覚があるかどうかはともかくとして、せっかくのデートである。それなのにここで彼女の機嫌を損ねて、挙句に「もういいっ」と突き放されては敵わない。
いつの世に生きようとも、家康は政宗に弱かった。
政宗に付いて恐る恐る店に入ると、途端に女性ものの下着が四方から眼に飛び込んでくる。これが真田幸村だったら「は、破廉恥なりぃぃぃぃっ」と叫んで卒倒するだろうなあ…などと他人事のように家康は思った。家康の方がまだそういう方面の耐性ができているだろう。
政宗はといえば、左眼を輝かせて下着を物色していた。
前世の政宗は流行に敏感で、身だしなみにもかなり気を配っていた。下帯などもわざわざ京から流行りものを取り寄せていたほどだ。そう考えると、今生の政宗がそうであっても納得できる。
(昔からちっとも変らんなあ。前世の独眼竜も下帯に相当気を使っていたし………)
それに。
勝負パンツと政宗が言うのである。勝負パンツというからには―――家康のための下着だ。そう考えて差し支えない。
(ワシのためのパンツ……)
想像するだけで、だらりとだらしなく顔の筋肉が弛みそうだ。
「なあ、家康。………家康?」
政宗に呼ばれた家康は想像を中断させ、我に返った。
どうした?と視線を投げて傍らに寄れば、「どれがいいと思う?」と訊かれる。そんな彼女の左眼は陳列されている清楚な純白とセクシーな黒と赤の下着に据えられていた。
(いきなりこれは刺激的な………っ、)
「家康?」
「ああ、うん…スマンな。ちょっと心の準備が………」
「What?」
「いやいや…ワシの竜ならどれも似合うなと思って。そうだな、白!白がいい。黒や赤もいいが…断然白がいい。白は男の浪漫だっ」
「Ah?なに訳わかんねえこと言ってんだよ、アンタ。オレとしては黒とかもcoolで捨て難いんだが…まあ、白もなかなかcoolだし、な。お前がいいっていうし、じゃあ白でいいか」
両手で下着の両端を摘み、家康の前で広げてみせる。清楚な純白だが、政宗が身に着けると清楚というよりもエロティックかもしれない。とんでもなく卑猥だろう。その様を思い浮かべるだけで―――理性がおかしくなりそうだ。
「ど、独眼竜っ」
突然家康が叫んだので吃驚したのか、政宗の切れ長の瞳が何事かとばかりに大きく瞠られた。
「うん、そうだ…ほら、もうすぐクリスマスだし、ワシがそれをプレゼントしよう。もちろんクリスマスプレゼントは別に用意するつもりだが」
「Really?」
「ああ。ワシは嘘はつかん。是非プレゼントさせてくれっ」
だって、ワシのためのものだから。
「Thanks,家康。嬉しいぜ」
「なに、お前の喜ぶ顔を見ることができるなら安いものだ」
ははは、と朗らかに笑った家康は政宗の肩を抱き、営業スマイルを浮かべる若い女性店員の許へ向かうのだった。




お題配布元:love is a momentさま

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