人生楽ありゃ苦もあるさ

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記憶と空16【ぷれ】

ひとり太陽まつり継続中で、いろいろと忘れがちなのですが。>ヒュロイとかハボロイとか赤青とか。
太陽まつりはひと先ず置いといて、本日は久々の「記憶~」です。
…などと、エラそうに云っておりますが。
実は書き上がっておりません(苦笑)。
なので、こちらも久々の姑息手段。
記憶16ぷれでゴザイマス。
カミューひとりまつりでホント味気ないですが、頭出しでどうぞ。


「た、大変です。ミューズ市方面から王国軍が大挙ロックアックスに押し寄せ…」
それはその場にいた誰しもが予想だにしていなかったことだった。ミューズ市に召集されていた王国軍が大挙ロックアックスに押し寄せているというのだ。
「王国軍が?!どういうことだ、一体」
カミューは齎された知らせの真偽を問うために怒鳴り返した。動揺のために関所の指揮系統は既に麻痺していて、最早<敵>だなどと細かいことに拘っている場合ではなかった。道は違えど、彼等もカミュー達も根幹は同じ『マチルダ騎士団』なのだ。そして、ロックアックスは彼等の故郷であり、護るべきものであった。
そのロックアックスが。
「わ、判りませんッ」
「団長…もしや…」
「ああ。俺達は…まんまと踊らされたのか?」
忌々しげにカミューは舌を打った。
「王国軍は最初からグリンヒルを同盟軍にくれてやるつもりだったと…そういうことか」
軍師シュウの策は非の打ち所がない完璧なものだった。その彼の策を上回る行動を王国軍が起こしたのだ。シュウですら予測不可能だったロックアックスへの奇襲。
否、奇襲ではないだろう。同盟軍がそう動くと予測して周到に練られた計画どおりの作戦だったのだ。
(華陽殿の幼馴染と聞いたが…末恐ろしい男だな、ハイランドの皇王は)
グリンヒル市国は元々学園都市だ。グリンヒルを押さえたとして、軍事的な要所としての価値はない。仮にカミューが皇王だとしたら、即戦力としてもあまり見込みはないグリンヒルには食指を動かさないだろう。それよりも同盟軍の目をグリンヒルに向けさせておいて、或いは軍事的価値を見込めないと初めから切り捨てる覚悟で。
ハイランド王国の狙いは。
グリンヒルの防衛などではなく、初めからマチルダ騎士団にあったのだ。ロックアックスを陥落させること。そこにあったのだ。
「ロックアックスに急ぐぞ。王国軍の手に落とさせてなるものか!」
続け、という命令を発し、カミューは馬の腹を蹴った。その後をカミューの部隊が続き、そして関所を警備していた騎士達が追う。
(ロックアックスを────奴等の手になど…)
少しでも早く、と愛馬を追い立て、ロックアックスへと急ぐカミューの脳裏にマイクロトフの姿が浮かぶ。ロックアックスで出逢い、そして今日まで共に歩んできた鮮やかな光景が浮かぶ。それをむざと踏み躙られる訳にはいかない。ロックアックスはカミューにとって決して優しいばかりの地ではなかったが、それでもマイクロトフと出逢いその愛情を育んだ大切な土地なのだ。
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