人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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似非マフィアパロ

幻水5パラレルものを書いております。
ファレナ王家を似非マフィアに見立て、ノワールちっくなお話を(苦笑)。
元々、前から王家でマフィアパロをやってはみたかったんだけれど。
漸くネタが溜まってきたので出発進行!なのであります。
とりあえず、以下は現在書きかけのもののプレ、ということで。
簡単に

首領→アルシュタート
筆頭幹部→フェリド
次期後継者→リムスレーア
リオン→イサギの乳兄弟兼護衛
バロウズ家、ゴドウィン家→ファレナファミリー傘下
カイル→狙撃手(のちにイサギの家庭教師兼護衛)

という役回り。
なんとなくシリーズっぽくなりそうな気配です。まだ出番のないゲオルグは、筆頭幹部の片腕兼愛人あたりで(苦笑)。

車寄せで車から降りたところで、イサギは母屋の騒々しさに気がついた。それは同乗していたイサギの乳兄弟である少女も同様だったらしい。何かあったのでしょうか?と首を傾げる。
「今日がイサギさまのお誕生日だからでしょうか」
騒々しさの要因について思い当たることといったらそれくらいしかないです、と至極真面目な表情で彼女は答えた。
「でもね、リオン。どことなく物々しい雰囲気なんだけど…」
「そう、ですね」
リオンの云うとおり、今日はイサギの8回目の誕生日だ。今日は日頃多忙な両親も揃って、家族皆でイサギの誕生を祝うパーティを開いてくれる予定になっていた。両親の予定も随分前からそのように調整されていたし、イサギの予定また同じである。殊、親馬鹿の傾向が顕著な父にあっては、『この日に予定を入れやがったら命はないと思え!』と数ヶ月も前から部下達を威圧し捲くっていたらしい。それだけ愛されているのだと実感できる嬉しさもあるが、その反面、なにやら面映くもあった。ボディガードを従えながら、二人は他愛もない会話に興じた。無論、そうしながらもリオンは警戒をしているのか、イサギの周囲に気を配っている。女の子に護衛されるほど弱くはないつもりなんだけれどと内心思うのだが、イサギの身辺護衛は乳兄弟でもある彼女の勤めでもあって、首領によって取り決められた事項であるから、如何なイサギであっても表立って異議を唱えることもできなかった。大概過保護すぎるのだ。皆が皆。そもそも。過保護すぎるくらいに周囲がイサギを護ろうとするのは、彼の出自にあった。
イサギはこの国における裏社会で頂点に立つファレナ・ファミリーの首領アルシュタートの子である。一家は女系一族で代々首領は女子が継ぐことになっているため、実質的後継者は現首領の長子であるイサギではなく、その下に生まれた彼の妹なのだが、だからといって<首領の子供>という箔は変わりようもない。故に、イサギは幼い時分から常に危険と隣り合わせだった。それを案じて首領──イサギの母である──もその傍らに寄り添い実際に一家を取り仕切る立場の父も息子の安全には煩かった。勿論、次期後継者となる娘の安全は云わずもがなであるが。
表にも響いてくる大勢の怒声に、反射的にイサギは肩を竦めた。
何かがあったのだ。自分が不在の間に母屋で。
「イサギさま…」
不安そうな眼差しが揺れているリオンの手を握り、大丈夫と小さく告げる。そんな二人の子供の盾となるべく、大柄のボディガード達が懐のホルスターから拳銃を抜き、エントランスへと歩を進めていく。
バンと勢い良く開かれたドアの向こう。見慣れた広いエントランスホールには大勢の男達が獲物を片手に犇めき合っていた。
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