人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

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記憶と空9【ぷれ】

…書き終わらなくて、ゴメンなさい。
只今鋭意製作中ですが、記憶9ぷれver.でこちらにアップです。
とりあえず、こんな感じで9は始まっています。

どうやら未だ<想い>は<記憶>を勝らぬようだ、と興醒めしたような呟きが洩れる。
硝子若しくは薄いベールで隔てた<こちら側>から眺める幼子達は何とも生温く、まるでままごとのような時間を送っているようだ。おそらく、それでも良いと現状に満足しているからだろう。
愚かな幼子。
ゆるゆると溜息を零す。それでも良いと満足するのは、この先も果てなく<続き>があると錯覚しているからだ。無論、退屈凌ぎの賭けに付き合ってあげている幼子達だけではない。総じて幼子達はそういう傾向にある。
時間は無限だ、と。そう錯覚しているのだ。
総ては気紛れに与えられたものであるというのに。
「…何とも愚かしいことよ」
生温い世界の中で微笑む彼等を<こちら側>から見遣りつつ、その愚かさを嘆くべきか嘲るべきかで暫し判断に迷う。
「お前のその<想い>が我を動かしたというのにな。しかし、それは未だその代償で我が取り上げたモノを勝らぬらしい。我が与えた期限は刻々と迫っているというのにな」
このままでは、賭けは我の勝ちとなるよ?
柔らかな口調だが、しかし明らかにつまらないといった響きを残した声。
退屈凌ぎに始めた賭けだったが、どうやら勝敗の行方は定まりそうで、彼にとっては悠久であってもその僅かばかりの時間を削っての賭け事であったのに、結局はその価値すらもない───退屈凌ぎにもならなかったようだ。
ならば、賭けをやめてしまえば良いとすら思う。どうせ気紛れに始めたことだ。気紛れに終えるのも自分次第。ここでは誰も咎めない。
駄々を捏ねる幼子から与えた時間を取り返し、本来添うべきだった転生の円環に戻せば良いだけのこと。
しかし、彼の気紛れは続く。
もう少しだけ幼子達の行く末を見守りたいと思う。
「…どうする気だね?」
その<想い>とやらに賭けて。
奇蹟というものは───本当に起きるのだろうか。
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