人生楽ありゃ苦もあるさ

日々のつれづれや大好きなものを力いっぱい叫ぶ代わりに書き綴っています。サイト更新情報や、時々BASARA二次創作(小政、家政メイン)も。 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
    --:-- | Top

記憶と空10【ぷれ】

またぷれかよ!と怒りの声が聞こえてきそうです。こんにちは(苦笑)。
…本日アップできればと目論んでいた10は、案の定書き上がりませんでした。一向にキリ良い状態にならず、もう少し書き続けなければ10としてアップできない模様ですよ。>とほほ…。
とりあえず、姑息な手段で『ぷれ』をアップです。

それにしても、どんどん遅筆にになっていく自分をどうにかしたい…。
そして。
拍手レスも滞っております。ごめんなさい。明日にはレスをお返ししたく…。>時間の使い方が不器用な自分についてもどうにかしたい…。


では【続きを読む】からぷれをどうぞ。
珍しいこともあるモンだなァ───そんな風に背後から声を掛けられ、カミューは露骨に顔を顰めてふり返った。
「ナニ怖ェ表情してんだよ?」
「…別に」
取り繕うまでもなく、他人から指摘される程には不機嫌な表情をしているのだろう。感情を表に出さぬ術は身につけているつもりだったが、ここにきて綻びを見せているようだ。
壁に設えられた剣置きに模造剣を戻し、カミューは小さく舌打った。随分と長い時間、鍛錬に勤しんだのだろう。流れ落ちる汗を無造作に拭う。
「わざわざ道場にまで何の用ですか、ビクトール殿」
苛立たしそうにカミューは問うた。ガラではないが、何も考えずに鍛錬でもしていれば、少しはささくれ立った気も鎮まるかと思ったのに。
兵舎内にある道場。騎士団を離反した元騎士達は、この道場を平時の鍛錬場としている。何処に居を移しても鍛錬嫌いなカミューとは違い、平時のマイクロトフは大抵ここで鍛錬をしていた。
しかし、記憶を1日しか蓄積できない今のマイクロトフがここに足を向けることはない。無論、そんな彼抜きでも彼の部下達は変わらず平時は戦時のために鍛錬に勤しんでいる。だが、要となるマイクロトフが姿を見せない以上、やはり活気がないのは致し方ないことかもしれない。
マイクロトフが記憶障害を負ってからというもの、カミューは極力彼の傍にいるように心掛けているが、とはいえ彼も一軍の将である以上、部下達への目配りもしなければならず、どうにか僅かな時間を作っては道場に顔を出すようにしていた。もしマイクロトフの記憶障害が治ったその時に、勇猛果敢だった筈の自慢の部下達が鍛錬不足で腑抜けてしまっていては、カミューの面目が立たないからだ。
尤も、今まで道場で汗を流していたのはカミュー一人だった。
道場まで何用だと取り付く島もない、いっそ冷たい口調で問うカミューを見下ろし、ビクトールは困ったように肩を竦める。困った素振りをしながら、その実少しも困ってはいないのだろう。それは彼の表情から判った。
「今頃の時間はマイクロトフの処にいるだろ、お前サン。なのに、何だって今日に限って道場なんかにいるんだ?」
しかも、模造剣なんか振って。
「マイクロトフを一人にしておいて大丈夫なのか?」
マイクロトフ、とその名を口に乗せられると、途端にカミューの表情が硬くなった。キュッと唇を噛む彼の姿に、ビクトールは「おや?」という表情を浮かべる。
「…フラれたんです」
「は?」
「今日の俺、フラれたんですよ。マイクに。少し…強引過ぎました」
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://sinners.blog13.fc2.com/tb.php/99-f47f3436
プロフィール

安曇

  • Author:安曇
  • 今日も元気に生きてます。
カレンダー(月別)
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ちびギャラリー
 

presented by.●○紅羽のTWぶろぐ○●
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。